友人達の決死の行動で、自らの信念を取り戻したカギュー。だがその前には風紀四天王の3人目、 風紀委員長・犬塚紫乃に絶対の忠誠を誓う剣士・山田織筆(オルフェ)が立ち塞がる。 互いの「愛」を賭けて激突する少女たちの戦いの行方は…。 一方、絶対個性主義を標榜する学園理事長も、カギュー一派VS風紀委員の戦いに目を付け蠢き始める。 「理事長御前試合」…用意された舞台の上でついに雌雄を決するカギューと犬塚委員長。 愛すらも理性で制御する心なき人形と、ただ自らの純愛だけを貫く獣… 想いは同じであっても決して交わらぬ二つの個性の壮絶なぶつかり合いは、果たして…。
復活カギューちゃん大活躍!!な3巻目。前巻は文字通り殻に閉じこもって耐え忍ぶような展開でしたので はつらつと動き回るカギューちゃんの姿がただただ眩しいですな。 まあ、今回も相変わらずヒロインとは思えぬほどのズタボロっぷりですが。純愛パワァで超回復するあたり 恋する乙女の無敵っぷりが微笑ましいですねぇ。むちぷりな裸Yシャツご馳走様でした。 今回も狂気顔と全力で愛らしい顔の使い分けがなんとも巧みでたまらんですわ。ギャップ萌え…ギャップ萌えなの…? 見開き芸と、ページめくったときの芸が半端ないです…はい。
バトル方面は今回も傷だらけ血だらけのガチバトルっぷりがたまりません。 女の子ヒロインだからって容赦無しのズタボロっぷりが熱いなぁと。 この世界だと文系技能でも超戦闘力に結びつくから怖いですな。まあ、競技かるたは格闘技かもしれませんが。 決して表情を崩そうとしない犬塚さんがどう変わるのか時間が楽しみなところです。
でも今回はなんだかんだと織筆さんの変態っぷりと、理事長秘書の愛莉州さんのエロっぷりが持って行ったよね!!(ォィ 織筆さんは……描き下ろしが正直変態過ぎてどうしようかと(苦笑 お幸せにどうぞ!!という感じですかね。 愛莉州さんは強面ザマス眼鏡秘書の裏の顔ハァハァ。でもお相手があの理事長だとあんまり嬉しくないぞハァハァ。 著者: 中山敦支 ねじまきカギュー