バンクーバー五輪へ…ラストへ向けての心情整理&溜めの巻。 常勝無敗の女帝リアへ対するタズサの複雑な想いと迷いを 「聖女」ガブリィとの交流を絡めてガッツリと描写。いやー、お腹いっぱいですな。 ストーリー的には結構しんどい内容ですが、細かい幸せエピソードや 予想外のリアの痴態(笑)で一気に楽しく読めました。
ただ、タズサがリアをそこまで神聖視してるとは想っていなかったので ちょっと意外に感じる部分も。ガブリィへ対する敬意というのは今までも感じられてたので あんま違和感無かったのですが。 あと、あまりにもリアが最強過ぎる故に次巻で真っ向勝負…となってもなかなか 説得力を出すのが厳しそうに感じます。そのあたりは作者さんの手腕に期待です<偉そうに…
まあ、何にしても今回はリアでしょう。なんですかあの夢空間っぷりは。 あんなんタズサでなくても思わず以下略。 そして挿絵のメガネ&スクールガールルックのリアの破壊力たるや 強烈なものがありました、カラー口絵のネグネグもよいものでしたが メガネに軍配。
なんにしろ次巻が楽しみです。