自らバダンに下ったライダーマン・結城丈二。 バダン怪人でありながらバダンに反旗を翻し、 暗躍するヤマアラシロイド・ニードル。 極限にまで身体を改造し、異質な存在と成り果てたタイガーロイド・三影。 彼ら獅子身中の虫の動きを黙認し泳がせる暗闇大使… 宇宙空間に浮かぶバダン要塞サザンクロスの中で 交錯するそれぞれの思惑の行く先は…。 一方、九州・沖縄での戦いでガランダー帝国に大きな痛手を受けた SPRITS隊とアマゾン、ZXは救援を待ちながらひとときの平穏を過ごしていた。 そんな中、再生モグラ獣人とSPRITS隊員との間でイザコザが起き…。
人類を裏切った形の結城についてSPRITS上層部がどう考えているのか 示されてやや救われた気分になりました。 そういうのでしんどい気分になるのは微妙なところだったので。 今回は「壁」のエピソードが醸す精神的ダメージっぷりが強烈なのでもうね(泣 ああいうのは心底苦手なんです、マジ勘弁してください。 生きてさえいれば…という言葉がこれほど空虚なことはありません。 その分、後半でのアマゾンの清々しさ、 シンプルさに救われた気分になりました。まあこっちも…orz
今回は前述のようなZKC最後という理由もあって 巻末の対談コーナーのページ数が多めになっています。 今回のゲストはアマゾン役の岡崎徹さん。 既に芸能界を引退されており、現在は漁師をされているということで、 なかなか近状を知る事の出来ない中での対談ですので、なかなか貴重なものかと。村枝先生とツーショットのお写真も掲載されていますが、甘いマスクは健在で、ステキなナイスミドルっぷりでした:D 著者: 仮面ライダー 村枝賢一