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めしあのいちにち (電撃文庫)

タイトル:
めしあのいちにち (電撃文庫)
著者:
岩田洋季/佐藤利幸
出版社:
アスキーメディアワークス
発売日:
2008-06-10
ISBN13:
978-4-0486-7096-8
ISBN10:
4048670964

書影

日記での紹介内容

2008年06月07日(土)
崩壊日記 20080607
『めしあのいちにち』:岩田洋季/佐藤利幸9784048670968。電撃文庫新刊。 「護くんに女神を祝福を」のコンビによる新シリーズ開幕。

殺ヶ原めしあ 13歳。あやめヶ原学院中等部2年生。 子供っぽいちいさな体でいつもにこにこと笑っている、 同時にすぐに泣き出す涙もろい優しい優しい少女。 そんな平凡な彼女は、その実、 13年前に滅びの予言と共に救世主として、 この世ならざるものの手でこの世にもたらされた存在だった。 世界の存亡を握る鍵である彼女の存在に全世界が注目する中、 彼女の存在と平和な日常を護り続けるのは「鋼の財閥」と恐れられる殺ヶ原家である。 そんな殺ヶ原家の次男であり、めしあの義兄でもある保(たもつ)の一日が今日も始まる。 大切なめしあとの、大切で平穏な「いちにち」が。

電撃MAGAZINE創刊号にて掲載された第一話「殺ヶ原めしあのいちにち」に書きおろしの第四話までを加えた一冊。 そちらは読んでないので今回が初見です。 あらすじを読んで判る通り、わりと「直球」な初期設定で驚きましたが、 読み進めるうちに直球な分だけきっちり考えて書いてるというのが判り、安心しました。 一歩間違うと、作者の自己陶酔的な物語に陥りそうな設定ですが めしあちゃんという存在は、ただ無尽蔵の優しさと慈愛を持った存在ではなく あくまでも心ねの優しさはあっても、基本は普通の人間の女の子なのだという描写に 力が注がれています。彼女の守護者となる殺ヶ原家の面々についても ある程度「彼らの理由」についてとりあえず納得できるだけの描写が割かれているので 物語への没入度はしっかりしているかなと。

ダウナーな展開が簡単に予想可能な設定で、実際にダウナー気味な展開とは不可避な 物語なわけですが、メインの登場人物たちの、そのような逆境に負けない前向きさが 魅力的な作品です。めしあ含む兄姉妹達の恋愛模様もなかなか魅力的そうなので そちらを忘れずに練りこんでいただければ個人的には大注目ということで。 姉と妹に所有物宣言される保くんハァハァ<……

うん、まあ、めしあちゃん可愛いので嫁;D ヴァー子もナイスキャラだけど。脳内CVは真田アサミ嬢でOKですか?<まんますぎ

2008年06月06日(金)
崩壊日記 20080606
  • [NOVELS] めしあのいちにち:岩田洋季/佐藤利幸9784048670968

以上、秋葉原メロンブックスにて捕獲。

「めしあのいちにち」。電撃文庫の新刊。「護くんに女神の祝福を」コンビによる新シリーズということで お試し購入してみました。読み中。感触的にはやや読み進めるのが精神的にしんどい風かもなぁ。

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詳細情報
分類:
1
登録日:
2011-10-18 20:05:18
掲載回数:
1回
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