次巻最終巻ということで、様々な謎が明かされていく第十巻です。カバーイラストだけ見ると どうみたって最終巻なので店頭でビビりましたが、あと一冊あるということでひと安心。
展開されるイベントはお正月、バレンタイン、そして叶さんの誕生日と 定番イベントをきっちり消化。にっちさんとのラストバトルのバカバカしさの中でも ちゃんとお父さんしてるコータくんは微笑ましかったです。
クライマックス目前ということで、叶ちゃんの抱えていたもっとも大きな秘密も露見しますが、 もはやその程度でどうこうなる親子関係でもなく…という感じで見てて安心感ありますよね:D やっぱりラスボスはお母さんになるのか。どういうポイントに着地するのかは 未だに見えませんが、きっとハッピーエンドにたどり着けることを信じています。
それにしても前沢さんェ…。せっかくのシリアス展開で思いっきり吹き出したがな…。 次第にノリノリになっていく叶ちゃんの姿も微笑ましくてよろしゅうございました。 著者: すたひろ