海から来た蟲が引き起こした事件を経て、 謎めいた不死の少女・星音と同居生活を送ることになった達哉。 その事実を知った、達哉に密かな想いを寄せる幼馴染みの少女・吉澤渚の心は千々に乱れる。 そんな渚に【海】からの魔手が迫る!! 一方、達哉たちの元には星音の後見人を名乗る謎の双子美少女姉妹が現れて……。
星音さんのいろんな意味での生命力の強さというか逞しさが素敵だなぁという エピソードが多めでした。もっしゃもっしゃとカチコチの、ご飯の成れの果てを 無表情に頬張る星音さんの姿がキュートだ:D でも彼女の場合、無表情ってわけではなく情動のポイントがずれてるってことなんでしょうね。 とてもじゃないがヒロインのする表情じゃねーよそれ!!的な表情の数々も楽しいです、黒くて。
お話。少しずつ話の輪郭を膨らませて行ってるって感じですかね。 渚さんに絡む新たな事件を主軸に、星音さんの目標や、【海】に蠢くモノたちの姿などが示されて 先行きの不透明さについてはなんとなく解消されたかなと。 著者: 碧海のAiON 影崎由那