『涼宮ハルヒの暴走』
4044292051読了。
ザ・スニーカー誌にて掲載された短編2編に書き下ろし1篇を加えた中短編集です。
それぞれ、夏、秋、そして「消失」直後の冬、大晦日が舞台。
今回はともかく挿絵が華やかで非常に宜しい。表紙もアレだしハァハァ<……
本編の方は…もうヒロインは長門で決定、豪決定という感じですな。
相変わらずの万能ぷりを発揮して大活躍ですが秋編ではちょっと意外?な
一面を見せてくれたり、冬編では…だったりと作品におけるウエイトの係りっぷりが
凄まじいことになってます。みくるさんも頑張っているものの影が微妙に薄く…
ハルヒに至ってはもう事件の原因でしかないですしね(ォ
単純な面白さという意味ではそこそこという感じでしょうか。
冬編の後半部分の謎解きは必然性という意味で少々首を捻りますけどね。
キャラクター的に読めば
長門が兎も角使いやすい上に美味しすぎる位置に鎮座してしまっているために
いったい誰の話だったのかわからんようになってる節があり、痛し痒しかもしれません。
ぶっちゃけ感想も長門のことしか書くことないんですよ、個人的には嬉しいですけどね。
消失を受けての冬編で巻き起こる事件にて
今後の展開を暗示させる部分が出てきてますので、
まあ読んでる人はチェックして問題無いかと。