2017年09月29日
20170929いろいろかんそーぶん
「この本には、ネトラレ要素は一切ありません!」(※オビより)
- エッチに積極的な彼女さんとラブラブえっち…妄想はいつか現実に?…『妄想彼女』(フルカラー描き下ろし)
- 夫を亡くし、以来母子家庭の母・ツキコと娘・アカネ。 引っ越してきたときから懇意にしている、隣に住む独身サラリーマンのタケオが最近元気の無いことを気にするアカネに促され、タケオ宅を訪れたツキコは、その原因が彼女に振られたことであると知る。傷心のタケオを慰めながら酒を交わすうち、ふたりは肉体関係を結んでしまう。それ以来秘密の関係に溺れる二人だったが、急接近した彼らの様子をアカネは複雑な想いで見つめていて…。美人母娘と冴えないサラリーマン青年の×××(はぁと)…『egg or chicken?』全3編
- 少年のようにやんちゃな幼馴染みハルちゃんと友達以上恋人未満の関係のシズオくん。二人の仲睦まじいやり取りを見つめるシズオの友人達はハルが「S」か「M」かで論戦を交わし始める。彼らに正解を問われるも返答出来なかったシズオは悶々とした思いを抱え、ハルにそのままの質問をぶつける。するとハルは実地で試してみるかと誘い掛けてきて…『S.M.L』
- 柔道部に所属するマサルは幼馴染みで美少女のカナちゃんとお付き合い中。 しかし、いざ一線を越えようとするもマサルのモノは勃起せず、失敗に終わってしまう。 平静を装うも悩ましげなマサルの様子に、カナは一念発起し次々とエッチなお誘いを掛けてきて…『今日こそ、きっと…』
- お互いに想い合うも、あと一歩が踏み出せない幼馴染みの二人。勉強会の後、眠ってしまった彼にえっちなイタズラを仕掛ける彼女さんだったが、彼のそれはただの寝てるフリで…。いちゃいちゃたっぷり初体験…『キスまんじゅう』
- 日々、クラスで悪友らと理想の彼女について語り合うケンジ。過去の経験から女性に対してトラウマめいた思いを抱くケンジは無茶な理想を言い立てる。しかしそんなある日、クラスの地味子な坂本さんが、ケンジの語る理想に合わせて日々イメチェンしていることに気付き…。…『キキミミ-理想の彼女-』
作者さん3冊目の商業単行本。1冊目、2冊目と寝取られ要素たっぷりの内容だったため、 NTR作家としての印象が強いと思いますが、前述の通り、今回の単行本ではNTR要素がありません。 なので、NTRを理由に敬遠していた方には是非手にとってもらいたい一冊です。
登場するヒロインさんたちは皆、健康的な魅力たっぷりの肉厚ボディの持ち主揃い。 抱き心地のありそうなしっかりとした胴周りは、決して太っているわけではなく、 リアリティのある安定した太さを持ってグッと迫ってきます。もちろん、そんなボディの上に乗る 乳房や臀部などはどれもやわらかな肉を纏っており、抱いて良し揉んで良しの高感度スケベボディを形成しています。 重力に合わせて(もちろん揉み込む手にも合わせて)縦横に形を変える乳房の表現の多彩さは一見の価値があります。 ギュッと寄せられたボリューム感のある乳房の上で主張する大きめの乳輪と乳首もしゃぶりつきたくてたまりませんね。
エッチシーンはどれも汁気多めの熱量の高いもの揃いです。 魅惑のボディを可愛がられ、思わず気をやるヒロインさんのややだらしない嬌声。 恥ずかしげに頬を染めながら、後ろから乳首を可愛がられる様子。 幼さを残す顔立ちを歪めながら、男性の剛直に貪りつくはしたない姿。 色欲に頬染めながら、剛直を愛おしげに擦る仕草、どれもたいへんエロチックで情欲を掻き立ててくれます。
メインとなるのは中編「egg or chicken?」。母子家庭の母娘とサラリーマンとの関係の変化を描いた物語です。 家族同然に付き合ってくれる母親と娘、それぞれと肉体関係を持ってしまったサラリーマンの青年の葛藤と、 その結末が丁寧に描かれており、読み応えがあります。もちろんエロ漫画なので最後はしっかり親子どんぶり展開に なるわけですが、愛の形も家族の形もそれぞれと思わせてくれるだけの内容ではあるかと。 ちょっぴり地味目な眼鏡美人のツキコさんと、黒髪ロングの快活美人なアカネちゃんという異なる魅力を持つ二人に はさまれてのセックスシーンは羨ましいやらなにやらでたまったものではありませんね。 3人で絡み合い、睦みあい、濃厚な種付け汁を膣に尻にと思うままに流し込む様子を堪能できます。
短編の方だと「今日こそ、きっと…」のカナさんが素敵ですね。 勃起出来ない大好きな彼のために、エロ下着に手コキにフェラにと手を尽くしてエッチな誘惑を してくれる健気な様子がたまりません。危ない下着からはみ出す下の毛も素敵ですな:D____
「S.M.L」のハルちゃんもいいですね。ボーイッシュなショートカットと小生意気な言動に反して 実は乙女チックな部分が垣間見えるのが大変好みでした。獣のようなイキ声もエッチで○。
商業・同人と前述の通り、NTR作家という印象が強かった作者さんのため、 雑誌掲載時には新鮮な驚きと、 いつNTR展開になるのかという若干の身構えの中で読んでいた面があったりもしましたが、 まるっきり杞憂でありました。 NTRを期待する向きには肩すかしかもしれませんが、NTRが苦手という方もやっぱり多いので、 こうやって新しい側面を見せてくれるのは良いことかと思います。 ラブエロ作家としてもしっかり実力を証明してくれる一冊です。是非手に取ってみて下さい。 オススメします。