2012年12月10日
20121210いろいろかんそーぶん
『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ(2)』:鈴木大輔/閏月戈9784840138550読了。MF文庫J既刊。Kindle版を購入しました。
シリーズ二巻目。始業式から4日あまりの間に起きた出来事を描いた一冊。
- 聖リリアナ学園への転校初日。 姫小路秋人は、彼に対して含むところのある、 生徒会長・二階堂嵐、副会長・那須原アナスタシア、 秋人を追って転校してきた親友・猿渡銀兵衛春臣らの共謀により なかば強引に生徒会に所属することとなる。 そんな彼の目下の心配事は、 自身のブラコンっぷりを一切隠そうとしない妹・秋子の 学内での評判が、このままでは悪化してしまうのではないかという点であった。 状況を多少なりとも打開するために、 日夜兄べったりの秋子と距離を置くという 生徒会長らの提案に乗った秋人は、 帰宅途中に生徒会メンバーらの自宅を個別訪問することになるが…。
このあたりの展開もアニメ版ではごっそりと削られてた部分になりますね。 まあ、秋人のお部屋訪問シーンはシチュエーションを置き換える形で披露されてましたが。 秋子さんはやや袖にされて、三人のヒロイン陣のキャラクターを個別に彫り込み、 かつわりと謎だった秋人さんが周囲からどう見えるのかがハッキリするお話でした。 1巻でも節々で匂わされてましたが、 秋子さん以上に兄の秋人もアレということがハッキリと。ダメだこの無自覚ドSシスコン…。 まあ、秋子さんはいぢって楽しい系の妹さんなのは異論無いところではありますがね。
それぞれのお宅訪問はどれも楽しいものでしたが、意外性的には嵐会長。 純粋なかわいらしさではぎんぎんとアナさんがタメ張る感じでしたかね。
そして最後にまたさらっと爆弾発言が混じってるわけですが、あれもうバレちゃうの?