2012年07月15日
20120715いろいろかんそーぶん
ジュエルシード事件解決から数ヶ月、年の瀬も押し迫った頃。 事件の事情聴取と裁判を無事に終え、 海鳴市へと移住してきたフェイト=テスタロッタとの再会を喜ぶ高町なのは。 だが、突如襲いかかってきた謎の襲撃者らとの戦闘で、 揃って愛機を破壊され完全な敗北を喫してしまう。 果たして謎の襲撃者らの正体とは…。
TV版から7年、劇場版1作目から2年半と時間たつのも あっという間だなぁと思いつつ待望のA's劇場版を見てきました。 大筋部分はオリジナルにほぼ忠実にな形での映画化だったかなと。 闇の書の意志ことリインフォースIの出番が大幅に増強され、 八神家の物語としての側面が強められた印象でした。 グレアム提督と仮面の男あたりのエピソードは完全に削除されてますが まあ、削るならあの辺だよねという感じだったのでさもありなん。
代わりになのはさんたちの事件との絡みという意味では 本当に偶然ぶつかっちゃった的な感じになってるのはご愛敬かな。 とはいえ、闇の書に取り込まれるフェイトや、 炎の中から魔王なのはさんあたりのエピソードはがっつりと入ってますので、 不足感はありません。レイジングハートエクセリオンとバルディッシュアサルトの 初変身シーンは見応えのあるものでした。
のちのStrikerSとの設定齟齬で色々と引き合いに出される 滅びたはずの「ベルカ式」の扱いですが 「古代ベルカ式」、「真のベルカ式」という扱いで回避されててニヤリと。 レイジングハートたちや後のデバイス達が搭載しているのは「近代ベルカ式」という扱いで 徹底された感じですかね。まあ、落としどころとしてはそんな感じでしょう。
まだまだ公開中ですので詳細は置いておくとして ヴォルケンリッターのファンなら見て損は一切ありません。 彼らが抱える望まぬ人生への諦観を優しく癒す車椅子の美少女はやてちゃん(9歳)との 交流がたっぷりと詰め込まれていて素敵です。 あと、あの人やあの人のアクションシーンがあったのも個人的には嬉しいところでした。 出来ればバリアジャケット姿もあると良かったんですが…ハァハァ。 まあ、さくっと見に行くがヨロシ。