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2008年12月22日

20081222

いろいろかんそーぶん

TVA『喰霊-零-』#12『祈焦-いのりのこがれ-』。最終回。 神楽VS黄泉の決着、そしてその後の それぞれの姿という「零」の名の通り原作へ還るラストでした。 ここまで丁寧に積み上げてきた黄泉と神楽の互いへの愛情が 激しい死闘の中でも伝わってきて良いものを見たなーと。 黄泉と神楽が乱紅蓮と白叡を背負いながら対峙するシーンは 店頭ポスターなどで公開されていた場面を踏襲したのかな?

ただ、ラストシーンに関しては多少不満もアリ。 零として綺麗に話を終わらせるためにはしょうがないのは分かるのですが やはり「悪霊黄泉」にはワンシーンでも登場して欲しかったところ。 完全スルーはちょっと悲しい。 剣ちゃん(原作主人公)出てきたのは嬉しかったんですけど そっちよりはやっぱり悪霊黄泉だろーというのが正直なところで。 「着物」の伏線とかさーもったいないよう…。

あー、やっぱりギミックが複雑化するとトラブったときが難しいわな>13号 武器としては格好良かったけれど。お蔵入りした理由もわかろうというものか(苦笑

総じて。衝撃の第一話、第二話から始まった本作品ですが 単なるインパクト勝負ではなく その存在が第三話〜中盤へかけてのある意味ありきたりな内容に 一本しっかりとした背骨を与える形になっていて シリーズとしての構成の妙というのを味わえました。 作画も通して堅調で、 独特の百合百合しい空気と殺伐とした展開に華を添えるいい仕事だったと思います。

TVA『まかでみ・WAっしょい!』#12『なんか聖夜暴走なんですけど』。最終回。 ストーリー的な最終回は先週だったのでラストエピソードは クリスマスを踏まえた形のいつものドタバタ展開。 この作品らしくていいと思います:D 拓人がほしがるクリスマスプレゼントを手に入れるため あられもない格好でバイトに励むタナロットたち三人娘や 冬コミの追い込みで地獄の底を突っ走ってる榮太郎など 生き生きと描かれておりました。 あとはジョージの恋の行方(つ-;がひどすぎるとか色々ありましたが 最後まできっちりと作り込まれたドタバタっぷりに感服。良いものを見せて貰いました。

総じて。期待値ゼロで見始めたものの、第一話の90年代OVAを彷彿とさせる しっかり作り込まれたドタバタっぷりに引き込まれ、 今期一番楽しみなシリーズにまで地位向上。 ラストまでその評価がぶれないまま突っ切ってくれました。 アホを標榜するアニメは多々あれど、 本作には惰性で作っている感じがまったくなく 「アホアニメだろうがきっちり手を抜かないで作る」 という制作側の意志が伝わって来ました。 乱造される凡百のコメディ作品には見習って欲しいよマジに(つー; 時折挟み込まれた感動系エピソードもそういうしっかりした土台があってこそ 浮かずに存在し得たわけだしね。

などとED見ながらチャットでしゃべくってたら 最後の最後まで手を抜かないっぷりを 証明されて思いっきり吹いたりとかね(苦笑

TVA『ケメコデラックス!』#12『ケメコVSキリコ』。最終回。 気合い入りまくりのケメコ対キリコ戦は手に汗握る良シーンでしたし 無理矢理全員登場させてのラストも面白く見られました。 …が、予想通りというかほとんど投げっぱなしのラストになってしまったのが やはり残念ですね。原作の進行状況等踏まえて、予想の範囲ではありましたし 下手にオリジナルのラストひっつけられるよりはいいんですが、 尻切れトンボな感じはどうしても否めず。 原作が終わったら第二期希望したいなぁ。

総じて。乳と嫁とケメコ。 原作絵の雰囲気を十二分に再現した怒濤のエロ乳っぷりには感嘆。 あの独特の腰つきや四肢の末端先鋭っぷりも再現してるのは素晴らしかったかと。 声優陣の頑張りも非常に伝わってきて楽しい仕上がりでした。 明らかに大切な何かを捨てて挑みきった千和たんに最敬礼を。

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この日記について
日付ID:
20081222
文字数:
1,855文字
作成日:
2009/03/18 15:18
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