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2006年11月10日

20061110

どくしょかんそーぶん

『零崎軋識の人間ノック』:西尾維新4061825097読了。 「かるーく零崎をはじめるちや」。 戯言シリーズの外伝的作品群、零崎シリーズの2巻目。 人間ノック1-狙撃手襲来-、人間ノック2-竹取山決戦(前半戦)-、同(後半戦)、 人間ノック3-請負人伝説-の4編を収録。

双識と並び賞される零崎一族の男、愚神礼賛-シームレスバイアス-零崎軋識。 双識に押し付けられる形で、 今だ通り名も持たぬ"零崎の秘蔵っ子"・人識と共に とある高層ビルに始末に向った軋識を待ち受けていたのは 「策師」の罠だった。 苦境に立たされた二人の運命は…。

前作である「零崎双識の人間試験」は「零崎一族」のお話でしたが 今回のこれは完全に戯言シリーズの前哨戦の一部って感じですかね。 戯言の方で登場する「殺し名」はじめとするサブキャラクター達の因縁の始まりだとか 匂わせられるだけだったキャラクターの別の側面だったりが交錯する様を 軋識を中心に語るという状況です。 こゆい周りに喰われまくって軋識さんの活躍しなさっぷりが凄いです。 ということで戯言シリーズのファンは読んどいて損無し。 特に本編ではさっくりと消えてしまった感の強い彼女達の活躍が楽しいですので:D あっちモードの彼女の素敵っぽりもなかなかのものでした。

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この日記について
日付ID:
20061110
文字数:
2,404文字
作成日:
2009/03/18 15:19
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