2004年06月26日
20040626ぐるぐるとか由無き事とか
不幸体質が災いして高校受験に失敗した主人公のマリオくん。 なんとか叔母の経営するという学園に入学が決まったものの、 実はその学園は女子校で、当然のように男子生徒は彼一人。 そして彼の身分は新設された 「男性恐怖症克服クラス・D組」の人間教材というものだった。 さらにはD組がカリキュラムの一環として経営する 南青山少女ブックセンターという本屋の店長まで任されることになって…。
という削っても削りきれないような基本設定のラブコメ小説です(苦笑 そういう舞台設定ですから、女性キャラがてんこもりで出てきて華やかですが みんな男性恐怖症なのでマリオくんは虐げられつづけます。
まー、なんというかギャルギャルゲーしい設定と展開ですな。 女の子も極端な子ばっかりで普通の子が恋しくなるほどです。 後半に入るまではほとんどドタバタ劇ですね。楽しくもありますが 楽屋オチ的な文章も目に付きますのでそのへんが苦手な人は辛いかも。 前半は正直、楽しいのと呆れてるので半々くらいでしたが 後半はお話も少々盛り上がって、ラブコメ風味も入ってくるので 読後感は悪くありません。
イラスト。少々癖はありますが、細っこい印象の人物を描かれる方で 私は好きですね。カラーモノクロともにいい味出てると思います。 ほそっこいぼでぃに巨乳は萌えということで:D
まあ、あんまり深いこと考えずに読んで程よく楽しめて萌えられる そう悪くは無い作品だと思いますよ。
キーワードはファ○リーズと○ーチと毒舌でしょうか?
作画も非常によく、なかなか燃える展開でした。各人に見せ場もありましたし。 まあ、少々アンナの理屈が奇麗事過ぎてひっかかるもんもありましたが…(苦笑 そのへんの細かい不満を吹き飛ばす程度には盛り上がったので 良しとしましょう。来週はまるまるエピローグのようですから、楽しみですね。
ということで最終回。 綺麗に終われましたね、なかなかの好シリーズでした。 作画はキャラ表通りというわけではないですが、 動いて気持ちよい感じで保たれていて、 波はありましたが全体的にいい印象でした。 あと、最後までサービスシーンを忘れないその心意気に乾杯(笑 コノヱしゃまハァハァですよ:D