もりあげ7(1) (エンジェルコミックス)』:ほんだありまのかんそーぶん

@ 『もりあげ7(1)』:ほんだありま(ISBN9784873064819)。青年系エロ漫画。 エンジェルコミックス B6版シリーズの新刊。ピザッツDX誌にて発表された表題シリーズの1巻目。 ひょんなことから、ご当地アイドルグループのマネージャー兼プロデューサをすることになった 青年とアイドル達の寂れた地方観光地盛り上げ奮戦記。

  • 連日の激務の疲れを癒すため、寂れた温泉地・潮風町へとやってきた黒澤白祐。 そこには「もりあげ7」という7人の美女からなる観光大使ユニットが存在していた。 彼女ら一行と、露天風呂での全裸での遭遇という最悪の出会いを果たした白祐。 気絶し、意識を失った彼の目覚めを待っていたのは「もりあげ7」のリーダーである森桐緑と、 町長の娘であり「もりあげ7」のメンバーである日向美黄であった。 そして緑は、幼い頃に別れたきりの、白祐の幼馴染みだったのだ。 そんな縁もあって、「もりあげ7」のマネージャーをやらないかと誘われた白祐だが、 一度はこれを断る。しかし、美黄の色仕掛けにひっかかり、マネージャーとして活動することに。 だが、「もりあげ7」の実態は、メンバーの大半のやる気すら伴わない燦々たる状況であった。 まずはメンバーのやる気を盛り上げなければ話にならない。 こうして白祐による、メンバー攻略作戦が始まるが……『もりあげ7』#1〜#8

最近は一般誌での活動が主だった作者さんですが、久々のエロコメ復帰作ですかね。 華やかで愛らしいキャラクターと、ボボンキュボボンと迫力満点のボディラインと取り合わせが特徴的です。 特筆すべきはやはりそのおっぱいっぷり。両手で抱えても溢れ出す勢いの爆乳は 柔らかく形を縦横に変え、かつその頂点に色づく大きめでくっきりとした乳首もたいへんに美味しそうで 目移りするばかり。そのあたりはカバーイラストから得られる情報通りですので、ご参考までに。

ストーリーは、寂れた温泉観光地復興を目指すご当地アイドルグループ「もりあげ7」と 彼女たちをサポートすることになった主人公が繰り広げるちょっぴり社会派なエロコメディです。 とはいえ、物語開始段階ではヒロイン7人中の5名までもが、グループの活動に協力的でないという 状態から開始するため、今回の巻では、主にメンバーの攻略(というか籠絡…?)に主人公が上へ下へ(<……)の 大活躍という感じです。当然、攻略完了したヒロインさんとはえっちが待っているわけで 選り取りみどり感があって堪らないですねぇ。 また、物語のキモでもある地方観光地の過疎化対策の部分にも、おちゃらけ過ぎずに取り上げていて 物語の骨格をしっかりさせるのに成功しているかと。まあ、でもやっぱりエッチ優先ですけれども。

今回お当番があるのは7人中5人。そのうち妄想orひとりエッチが2名で、実際に致すのは3人。 ウェーブヘアにリボンが可愛らしい小悪魔少女の美黄さん、 頼れる姉御肌の橙子さん(まれにポニテ)、橙子さんの妹で前髪パッツン&ロングヘアの赤音さんです。 それぞれエッチにはわりと積極的な方ばかりで、そりゃもう大変お手軽感溢れるたなぼたエッチがまた… いや、ちゃんと白祐くん仕事してるんですけれどね(^-^;;;;; どの子もそのゴージャスでボリュームたっぷりのボディを揺らしながらの濃厚なえっちシーンが たまりませんが、特に橙子さんが個人的にはポイント高めでした。ときどきポニテだしね!!!<…… 妄想ひとりエッチ組では、最年長にして未亡人の紫乃さんが破壊力高めでした。 おっきなおっぱい揃いのメンバーの中でも飛び抜けたその爆乳っぷりが(鼻血 愁いを帯びた表情と、その完熟ボディの取り合わせは凶悪のひと言でした。

キャラ数が多いとその消化だけで忙しくなってしまって他が疎かになりがちですが、 今巻に関しては、エロ、キャラ消化、メインストーリー部分のバランスは良い具合だったかと。 特に初ライブの展開はご都合主義に走りすぎない感じが良かったかなと。 実際に地方観光地の寂れ問題は深刻ですしね、そのあたりしっかり取り組んでいるのは好感が持てました。 エロコメとしても満足度の高い一冊です。まだ未攻略ヒロインも居ますし、 単独ではなく多人数プレイにも期待が膨らむところ。続刊を楽しみにしています。

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■関連情報
タイトル『もりあげ7(1) (エンジェルコミックス)』
作者ほんだありま
出版社エンジェル出版
発売日2013-01-04
区分青年
カテゴリ漫画
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ページ執筆者:東雲あずみ

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Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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