○過去のかんそーぶん一覧 page.38(2009年03月〜2009年03月)

@ 『ボクのセカイをまもるヒトex』:谷川流(ISBN4840236151)読了。電撃文庫新刊。 電撃(マ王誌にて連載された短編をまとめたもの。 訳も分からないまま異世界の美少女達に押し掛けられ、警護されたり命を狙われたりの 非日常世界に突入してしまった巽くんのたぶん平和な日常のお話。

読み終わってから気づきましたが、1巻があまり好きじゃなかったので2巻読んでませんね<……。 ま、あまり支障は無いみたいです。 お話としては巽くんに対して友情以上の何かを感じていそうな 不良の石丸くんが綾羽にちょっかいだしたり 水着!水着!!水着!!!だったりブルマだったり妄想カップリングだったり、料理勝負だったり 世界の片隅で神となる猫子だったりです。 メタな文章がうっとうしいのは相変わらずですが 本編がゆったり学園生活である分、あまり気にならなかったかな。 連載短編のためなのか、やたらに挿絵が多く、ちょっと色っぽいのもいくつかあってなかなか 眼福でありました。カラー口絵部分のミニイラスト集はもっと大きく見たかった気がします。

面白かったのは猫子話かなぁ。ネタ的にはベタなれど同時に進行している 料理絡みのドタバタとかはなかなか秀逸でした。 (Permalink)



@ 『カオシックルーンEs(4)』:山本賢治(ISBN4253231446)。 チャンピオンRED連載。 女神のカードを追い求め、魔界のカード使い達と戦いつづける堂馬たちの運命は ついに”あの日”の渋屋…そして竜界の里へと繋がる。 異界のカード使いたちによる世界の命運を賭けた、 二つの戦いの物語がついに融合するシリーズ第4巻。

ということでや〜っとカオシックルーン無印と完全に合流:D な、長かったなぁ。デス様が出ると心踊りますね。 今回は無印の事件を別視点からみていったり、 堂馬たち改造人間の素性の一部だったり、 摩擦ゼロ再来(笑)だったりと見所満点でした。 当然、裸も断面も満載です。無印ファンなら読んで損無し。 …ま、そんな人は言われんでも読んでるでしょうけどね。 (Permalink)



@ 『Milk Crown』:黒岩瑪瑙(ISBN486252074X)。エロ漫画。作者初単行本とのこと。 COMICメガストアH誌に掲載された短編群に書き下ろしを加えてまとめた一冊。

泥だらけで帰ってきた息子とその友人、彼らの脱ぎ捨てられた下着に欲情してしまった母親は自慰に耽るが、そこを息子達に見られてしまい…「母と息子とその友人と」。 トイレの個室で用を足していた女教師、となりの個室から聞こえてきた嬌声を確かめようと覗き込むが、相手にそれがばれてしまい…「トイレの花子先生」。 人里離れた場所で静かに暮らす母子、彼らに襲いかかる陵辱者の毒牙は母子に禁断の扉を開く…「絆」。 女友達達に自分が家庭教師を務める少年との情事を語って聴かせる女、彼女の横でジッと座り続けるセーラー服の少女の正体は…「ケイコとマナブ」などなど。

基本的に和姦寄り、女性陣の年齢層は高めで若い母と息子、 もしくは息子の友人的なシチュエーションがたっぷりと。 幼なじみの少年少女とかもありますが、やはりメインは大人の女性と少年。 みなさん欲求不満気味で最初抵抗してても、 ちょっと嬲られるとあっさり負けて積極的におねだりしちゃう エッチさんばかり。全体に淡々とした印象があって大きく盛り上がるところとかは無いのですが それぞれの表情やシチュエーションを丁寧に描写していっていて好感度は高いです。 キャラ絵は等身高めでリアル系とアニメ系のハイブリットタイプ。 線は整理されていてあっさりとした印象。そこがちょっと冷たさも演出してます。 細い体にうっすらとのった筋肉、そして重量感のある乳房と臀部が良い具合ですね。 初単行本ということで絵柄の変化も見受けられますが、基礎レベルが高いので違和感は少ないかと。 カバー絵との剥離は少ないので書影や作者さんページを参照ください。

注意としてはショタ成分がちょっと強めなところ。ショタ×ショタシチュもメインではないものの 少なからず紛れ込むため、そっち系がまったくダメという方は避けた方がいいかもしれません。 巻頭からガーダーストッキング&ランジェリー着用のショタっ子二人が互いに擦りあってとかだしナー(汗

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@ 『かりん 増血記(7)』:甲斐透(ISBN4829163682)読了。富士見ミステリー文庫9月の新刊。 ドラゴンエイジ誌にて連載中のマンガ、 影崎由那「かりん」本編を補完する1冊読み切り型サイドストーリーシリーズの7冊目。 今回はコミック版最新刊に続くくらいの時期に起きたお話。 昨日発掘されたので読みました<………

ついに健太と恋人同士になったかりんは周りにひやかされながらも幸せ一杯の日々を送っていた。 しかしある日、一通の間違いメールから親友である麻希の様子がおかしいことに気づき 日頃の恩返しも含めて力になろうとする。 一方、衰退気味のヴァンパイア種にしては 異様に子沢山なマーカー家の噂を聞きつけた伝説のはぐれ吸血鬼が椎八場市にやってきて…。

殺人だの放火だの暴行だのレイプだのが日常茶飯事の増血記シリーズにしては大人しい内容でした。 メインはかりんと麻希の女の友情で、他の要素については今後への種まきといった感じですかね。 コミック版の補完エピソードという立場から、 いままでは完全に続刊に続く伏線というのは無かったのですが 終盤に向けての準備というところでしょうか。 みどころはやはり初々し過ぎるかりんと健太のできたてバカップルっぷりですかね。 読んでるこっちが恥ずかしくなります(笑 コミック版のファンの方は読んでおくと良いシリーズです。 (Permalink)



@ 『零崎軋識の人間ノック』:西尾維新(ISBN4061825097)読了。 「かるーく零崎をはじめるちや」。 戯言シリーズの外伝的作品群、零崎シリーズの2巻目。 人間ノック1-狙撃手襲来-、人間ノック2-竹取山決戦(前半戦)-、同(後半戦)、 人間ノック3-請負人伝説-の4編を収録。

双識と並び賞される零崎一族の男、愚神礼賛-シームレスバイアス-零崎軋識。 双識に押し付けられる形で、 今だ通り名も持たぬ"零崎の秘蔵っ子"・人識と共に とある高層ビルに始末に向った軋識を待ち受けていたのは 「策師」の罠だった。 苦境に立たされた二人の運命は…。

前作である「零崎双識の人間試験」は「零崎一族」のお話でしたが 今回のこれは完全に戯言シリーズの前哨戦の一部って感じですかね。 戯言の方で登場する「殺し名」はじめとするサブキャラクター達の因縁の始まりだとか 匂わせられるだけだったキャラクターの別の側面だったりが交錯する様を 軋識を中心に語るという状況です。 こゆい周りに喰われまくって軋識さんの活躍しなさっぷりが凄いです。 ということで戯言シリーズのファンは読んどいて損無し。 特に本編ではさっくりと消えてしまった感の強い彼女達の活躍が楽しいですので:D あっちモードの彼女の素敵っぽりもなかなかのものでした。 (Permalink)



@ 『黒の歌姫-ヤミノエニシ-(1)』:庚(ISBN4861053900)。エロ漫画。作者初単行本。 COMIC P-mateを経てCOMIC XO連載中。CLOCKUPの同名エロゲーのコミカライズ版。 甦った淫魔王レガードは、失われたかつての力を取り戻すため、 同時に復讐を果たすために5人の高潔なる歌姫姉妹達に近づいていく…。 なお連載の最新号掲載分までを収録。

姫凌辱は浪漫:D それが姉妹丼とセットなら尚更美味しいわけで。 絡め手での篭絡、力ずくでの凌辱、レズに触手にスライムにと様々とり揃っています。 絵柄的にはまだまだ荒削りの面が強いですが、たっぷりの汁描写で 汚辱に塗れる姫姉妹はなかなか。ストーリー重視のエロもたまには宜しいかと。 中身の確認は必須で、気に入れば如何でしょうか。 (Permalink)



@ 『鬼ごっこ(1)』:黒柾志西(ISBN4758060312)。COMIC REX連載。 成年漫画家のベンジャミン氏の別PN。 初の一般向け単行本。 普通の少女・頼子は学校で悪魔に襲われた所をクラスメートの少女・綺燐に救われる。 綺燐は自分は鬼であり、悪魔を狩るモノである… そして頼子の血に宿る「力」を狙って悪魔がやってくるのだと告げる。 突然命を狙われることになった頼子の運命は…。

自分で書いておいてなんだが、上のあらすじ間違ってはないものの作品の印象となんか違うので注意(汗 作者さんの趣味が色濃く出た感じの学園バトル(?)ストーリー。 鬼の少女である綺燐と、その兄はベンジャミン名義の「放課後は淫魔」で登場した 淫魔姉弟に通じる感じですね。舞台設定や描写も近しいものがあるかと。 トーンは控えめで、黒ベタを多用する独特の作風は今回も健在。 細い手足に柔らかそうな太もも、そしてゆっさり乳房に加えてフェチっぽい描写も多々。 セーラー服とスク水も猫耳も当然外せません的なところがいいですな:D お話の方はまだどちらへ転がっていくのかよくわかりませんが、続きが楽しみです。 (Permalink)



@ 『ひめなカメナ(1)』:結城心一(ISBN4758060339)。COMIC REX連載。 海産資源豊富な岩牡蠣町にやってきた 人語を解するランドセル型カメな姉カメナとぽややん巨乳っ娘妹ひめなのキャラペイス姉妹。 町の治安を守る武闘派の自警団や、 姉妹の秘密をつけねらう生物系マッドサイエンティストのデコ眼鏡委員長、 そして姉妹を狙う海からの刺客などの個性的な面々と 色々無敵っぽい姉妹が繰り広げるドタバタコメディーの1巻目。

なんとも作者さんらしい吹っ飛んだ設定と、 それを気にさせる暇もなくたたみ込んでいく勢い重視のマンガですね。 細かいことを気にしたら色々と負けです。 とはいえ、作者さんの代表作でもあり同系列の「ももえサイズ」と較べると ずいぶん一般(?)向けに読みやすく仕上がってるかと。無茶苦茶ながらお話は筋通ってますし 女性キャラ陣も普通に可愛いですしねー。 すべすべお肌&ぷにぷに感あふれるおっぱい、そして ツルペタと萌えポイントはそつなく押さえているあたりが流石です。

とりあえずカメナ姉さんが色々素敵。うん、多分、きっと…。カレイ姉さんは微萌えで。 (Permalink)



@ 『まとちゃん』:結城心一(ISBN4758060347)。 ある意味伝説となった「週刊わたしのおにいちゃん」にて連載された後、 なぜか「ゼロサム増刊WARD」に移転して連載。 虫が大好きな幼女まとちゃんと学友達が繰り広げるまったり系4コマ漫画。

独特の間を持った4コマ漫画。 テイストは完全にあずまんが大王フォロアーですが あれをさらにトバした感じといえばいいか… 結城氏独自の空気と化学反応しておかしくなったというか。 とりあえず虫は苦手なので勘弁してくださいorz 「週刊わたしのおにいちゃん」の冊子に掲載された分については オリジナル同様に全てフルカラーで収録されているのでその部分の価値は高いかと。

カバー内の絵は週刊わたしのおにいちゃんにかかってるんですなー。 (Permalink)



@ 『エロマンガ・スタディーズ-「快楽装置」としての漫画入門-』: 永山薫(ISBN4872577329)読了。これは良著。 エロ漫画の世界を知らない漫画読みに向けた、 その生い立ち、漫画というカテゴリの中での立ち位置を、 歴史の流れを追いつつ大局的に そして現在の、 多層細分化された属性の要点を押さえつつ それぞれの読み解き方の指針を示しています。 私のそう多くは無い経験や記憶とつき合わせても違和感の少ない 「判ってる」方が書いてる感が非常に好印象です。 チョイスについてはちょっと渋めな部分もある気がしますが これはどうしても個人の嗜好の影を払拭しきれはしませんから、しょうがありません。

私は思春期に差し掛かり、自分の「おたく性」に自覚的になったあたりで 宮崎事件に直撃され、主に入手性や隠蔽効率から、自分のエロ的な部分の 出口をコンプティークやテクノポリスなどのエロゲー雑誌で補完してきた人です*1。 なもんで現状のようなエロ漫画への大きな傾倒は 親元を離れた以降のこの10年程度なのですが、 遊人事件の影響などは当然の如く体験し、記憶していますし ペンギンクラブやCOMICパピポなどで浅くですが接触を保ってきましたから 当時の記憶と照らし合わせる形で懐かしさを覚えました。

漠然と感じていた部分を言語化してくれていたり、 新しい視点を提供してくれていたりと得るものが多かった一冊です。 エロ漫画とつきあっていこうという思いがある方は是非ご一読を。 (Permalink)



@ 『鉄腕バーディー(14)』:ゆうきまさみ(ISBN4091511309)。ヤングサンデー連載。

戦闘によるショックから引っ込んでしまっていたバーディーもなんとか復帰。 しかし、ビースト工場を潰したにも関わらずビースト事件は減らず、逆に増える有様。 さらにビースト女・リーの一派は雲隠れした氷川を見限って独自の行動をとり始め、 千明の祖母にもその魔手が迫る。業を煮やしたつとむ達はゴメスと接触するが…。 一方、夜な夜な暴走するビースト達と、 これを追う自衛隊特殊部隊の前に謎のジャージ仮面が現れ始める。はたして彼の正体は? てな感じの14巻目。

相変わらずがんじがらめで自由に動けないバーディーがもどかしい一方、 なんとかしようとするつとむくんの努力は買いたいが、一人がどうこうやった程度で どうにかなる問題ではとうになく、真の黒幕であろうクリステラ・レビの考えるところも 未だ謎なのでいいかげんどこへ行くのかが不安になってきました(^-^;;;;; 前述の通りアニメ化企画も立ち上がったそうですが、 このままやるとすっごいグダグダだと思うんで、もうちょっと筋道を見せて貰いたいなぁ。 (Permalink)



@ 『14-ジューシー-(1)』:亜桜まる/朝田光(ISBN4592144511)。 ヤングアニマル増刊Arasi連載。 中学校の部活の女子マネージャー達のゆるゆるべたべたな日常萌え漫画の1巻目。 部活そのものは味付け程度で女の子達のほわほわゆるゆる空気を楽しむ作品です。 メインは3人ですが、その他多数のマネージャーさんが登場。 週刊少年マガジンで090えこといっしょを連載中の 作者さんが作画担当です。

口を押さえ込んで黙らせた眼鏡っ娘マネージャーの上着を捲って 剥き出しになった腹部を目隠しした少女がたっぷり味わったり、 関西弁のチャキチャキっ娘マネージャーが水着で公衆の面前で尿意を 我慢させられたあげくに我慢できずに放尿とか、そういう素敵シチュエーションが 色々と:D …意図的に紹介エピソードを偏らせてるので注意(ォィ

隔月&ショート漫画ということで絵的にかなりバラツキがあります。 最初の数話は厳しいものがありますが、5話目あたりから一気に安定してきます。 ぷりんとしたまんまるおっぱいとか細いうなじや背中のラインがなんともツボで 高評価。面白いかどうかは各人の判断に任せるとして、私は好きです:D なんというかほどよいえっちさ…というほどのこともないけど…が 中学生脳にギュンギュン来るのですよ。 白眉は5話かなぁ。そりゃあんな励まし方されたらドキドキしっぱなしだわ(笑 (Permalink)



@ 『Sweet^3 Room』:すめらぎ琥珀(ISBN4829678941)。エロ漫画。 COMICパピポ誌に掲載された表題の長編シリーズをまとめたもの。 一人暮らしの青年のマンションに突然押しかけてきた美少女三姉妹- おっとり癒し系爆乳お姉さんの長女・薫子、寡黙無表情系普乳な次女・結、 元気いっぱいないぺたロリっ娘な三女・こなみ-。 幼い頃にそれぞれと結婚の約束を交わしたらしく、 だれか一人を選んでくれと迫られる。戸惑ううちに身体の相性を確かめようと 全員服を脱ぎだして…。おしかけから始まる桃色らぶらぶハーレムモノ。 ということで和姦オンリー。

読みきりから好評につき不定期に読みきり短編発表、 そして終盤の連続展開は半連載化という経緯を辿ったシリーズ。 このため掲載期間が幅広く、最初の数本については結構絵柄が違います。 ただし第一話については全面的に書き直されている模様。 ゲストキャラも多少居ますが、メインは三姉妹。どんぶりもの多めです。 シチュ的には図書館だったりスク水でプールだったり電車でプレイだったりリゾートでXXXだったり。

持ち味であるぴっちりすべすべボディにお肉のみっちり詰まった迫力女体に 快楽に蕩ける表情、局所描写もしっかりしててたいへん扇情的な良書。 お話自体は経緯的にとっちらかり気味ですが、 ラストまで多幸感の強いご都合展開なんで、特に気にすることも無いかなぁ。 姉妹どんぶりスキーにはオススメでしょう:D (Permalink)



@ 『ゼロイン(6)』:いのうえ空(ISBN4047124680)。ドラゴンエイジ連載。 シリアス&ハードボイルド&ラブコメ&むっちり女体な民間警察物語の六巻目。

ここ数冊色々と長丁場でシビアな展開が続きましたが、 今回は全体的に息抜き感の強いショートエピソードが集合。 みくるちゃんと光くんが急接近してみたり、 みくるちゃんと友人達のかしましくもうららかな日常とか 脱衣卓球勝負とか、花さんのちょっぴりビターなお話などなど。 後半で始まった連続ストーリーの運び屋編も裏ッかわに重たさは感じますが 今のところはライトよりですしね。

すこし眼の描き方をいじっている最中なのか、キャラ顔に安定してない部分はありますが いつものむっちり太股は当然健在。ラブコメ部分でのみくるさんの破壊力はうなぎ登りで いい感じですねー。新キャラちゃんもそっちに絡んで来そうですし、楽しみです。 …まあまたそのうちに人死には出そうでアレですが。 (Permalink)



@ 『機工魔術士-enchanter-(12)』:河内和泉(ISBN4757518048)。 ガンガンWING連載。悪魔なおねーさん'sと少年のドキドキ活劇(?)モノ12巻目。

北都編が一段落…ついてないかなぁ。重苦しかったここしばらくに較べれば 後半は香子姉さんのがんばりでかなり華やかでしたが、やっぱり重たいよなぁ(汗 腹黒そうなおっさん達が含み持たせすぎでアレなので、 もうちょっと少年達の努力が報われる展開が欲しいところです。

毎度ながらパワフルで魅力的ななお姉さんがたくさんでウハウハではありますが、 カコたん&ベルのあの格好は販促だよなぁ:D___ メルクーリオさんに足蹴にされたい人がここに発生しましたが! おっぱい!おっぱい!(AA略 メイド服&ポニテなユウカナリアも大変にぷりちーでした。 やっぱりロングスカートに限るよ、うん。

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@ 『イノセントシング』:えむあ(ISBN4862520650)。エロ漫画。 メガプラス誌にて連載された表題作を主軸とした中・短編集。 連載て気に入ってたんで購入。

「イノセントシング」。 いいなりお嬢様とひたすら後虐&メイドとかいとこのお姉さんとか。 告白してきた相手が両親の仇の娘だと知った少年が復讐心と恋心の間で揺れ動く…という中編シリーズ。 客観的にはわりと酷いことをやってるんですが、お嬢様の方が喜々として受け入れてしまうので 和姦になってしまうというご都合主義万歳的作品。

連載時は最初の方のストーリーがどうもしっくり来なかったんですが、 通して読むと筋は通ってたんで評価アップ。 いきなりお風呂場で後ろの処女を奪ってみたら速攻で感じちゃったり トイレで犯して写真取ってみてもうまくいかなかったり お着きの眼鏡っ娘メイド(クラスメート)にアダルトショップに連れ込まれて品定めされたり そのときの大人のおもちゃはしっかりお嬢様がお使いになっていたり 南の島にリゾートへ連れ去られてプライベートビーチで水着でやっぱり後ろだったり 3Pだったりと…まあそんな感じですか。つーこって後ろ多め。

アニメ絵よりのすっきりしたフェイスにむっちりボディなハイブリットタイプのキャラ絵です。 少々線が荒いというか未整理感があり、そこが個人的にはマイナスですが プラスに働いている面もあって善し悪し。 たまーに体が潰れてるときがあるんでもうちょっと安定するとより良いのではないかと。 表紙絵とのギャップは少ないのでそちらを参照のこと。 ぽっかり口を開けた後ろの穴とかキャラの蓬けた表情とかは良好。 今回のは表題作のシチュエーションでかなり加点してます。 (Permalink)



@ 『召喚教師リアルバウトハイスクール(14)』:雑賀礼史(ISBN4829118520)読了。 富士見ファンタジア文庫新刊。なんでもありのごちゃ混ぜバトル小説の14巻目。

再び涼子達の前に現れた【九龍の花嫁】烈 飛鈴の目的は 涼子が南雲から預かった【ソルバニアの秘石】だった。 南雲から頼まれてやってきたと語る飛鈴の言葉に、 このまま渡せば南雲と二度と会えなくなると直感した涼子は返却を良しとせず 勝負はKファイトでつけることに…。 一方で【秘石】を持つ涼子は、 南雲に代わってソルバニアから送り込まれた魔獣と戦うことになってしまう。 しかし圧倒的な力を持つ魔獣にまったく歯が立たず、 勝つか、諦めるまで解けない無限の結界の中で何度も死と再試行を繰り返す羽目に…。

龍虎復活!! やーーーっと連中が戻ってきました。 何でもアリのゴタ混ぜ設定がウリの本作品ですが、ここまでのカオスっぷりは 結構久々な気が。あらすじ書き辛いったらありゃしない。 重かったりなんだったりする内容が続きましたので 今回は純粋にドタバタを楽しめました。どんだけ番外編やねんと誰しも突っ込んだ 宇宙サナダムシ編も一応本編とリンクしてきたことに驚きながらも 後半の「あの重要シーン」にイラストが無いのは重大なミスだと声を大にして言いたい。

あっちへいったりこっちへいったりしつつも終局へ向けてへ収束がぼちぼち始まった 様子に安堵を覚えます。あと何冊続くかは定かではありませんが、最期まで付き合いますよ。 (Permalink)



@ 『魔法先生ネギま!(16)限定版』:赤松健(ISBN4063620646)。週刊少年マガジン連載。 限定版は放映中のアニメ「ネギま!?」の第一回の複製アフレコ台本と アニメに登場する新バクテイオーカードを紹介したスターターブック小冊子の2冊となっています。

超の計略にハマり、魔法先生達に囚われたネギ先生の救出に向かう明日菜達。 しかし、その前に巨大な魔獣2体とデスメガネ・高畑先生が立ちふさがり絶体絶命のピンチに…。 果たしてネギパーティーは過去へ戻り、超の計画を阻止できるのか? 舞台は再び摩帆良祭へ、バトル尽くしの緊迫の第16巻!

やー、やはり大人数バトルは盛り上がりますな。巨大兵器ハァハァ。 極めて正統派なRPG展開ですが、ストレートな中にもきっちりネギくんの苦悩やら お色気シーンやらを過不足無く濃密に詰め込んであるところは評価すべきだと思うのですよ。 明石嬢のうわ乳っぷりが素晴らしかったなぁ:D 円さんの尻も良かったですが。あととうとうショタ喰いの道へ入り込んだ千雨っちがGood。 やわらけーじゃねー(苦笑 (Permalink)



@ 『ドラマCD 武装錬金2』:和月伸宏(ISBN4089011485)。 備考:集英社のドラマCDシリーズなのでトールケースで書籍扱いです。 週刊少年ジャンプにて連載された和月伸宏氏の「武装錬金」の TVアニメ版キャストによるドラマCD第二弾。 第一弾は書き下ろしのオリジナルエピソードだったのですが 今回はなんと単行本にて書き下ろしされた後日談である「武装錬金アフター」を ドラマ化というサプライズ。つまりTVでは「アフター」はやらんということ と思われ、なにげにファン必聴盤になっています。まあしょうがないですけどねー。

筋についてはほぼ原作の通りなので特にいうことなし。 愉快な面子によるドタバタストロベリー話を堪能出来ました:D 柚木涼香さんのとっきゅんが素敵なのはもちろん(おまけトークでも飛ばしてたし)ですが いやー、なんか毒島の声が可愛い可愛い(^-^;;;; 「かりん」の矢作紗友里さんがCV担当です。 ちょい役ではありますが CDオリジナルエピソードである「エンジェル御前の武装錬金アナザー」のおかげで 出番が増えてるので良い感じでした。

まあ、ファンは買っておけ的一枚かと:D オススメです。 (Permalink)



@ 『でぃ・えっち・えぃ そのろく!』:ゆうきりん/小宮裕太(ISBN4840235821)。 電撃文庫新刊。世界の命運を掛けた、 天使と悪魔の使徒達のちょっとえっちな代理戦争物語の6冊目。第一部完結編。

ついに<堕落>し、ルシファーと化した光は、愛の前から姿を消した。 頼みの大天使の声も聞こえなくなり、依るべきところを失った愛は路頭に迷う。 一方、光は7人委員会の少女達と共に旧神代邸を訪れていた。 地下に隠された大穴から地獄へ行くというのだが…。

とうとう直接対決でアレでソレなわけですが裸率高かったなぁ、今回(苦笑 愛の特技…というか癖がああいう風に役立つとはさすがに予想外でした。 まー、一番予想外だったのはこれで終わらなかったところですが(汗

シリーズ最初が虐殺シーンから始まったりと 微妙に重たい風な設定をバックボーンに持ちつつも、 本筋自体はわりかしのー天気というかエロバカで進んできた本シリーズも とりあえずは第一部完とのこと。キャラ配置整理して第二部とのことですが どう続けていくんだろうか。 そーいえば、いつぞ出てきたベルゼバブさんとか投げっぱなしになってる気が…記憶違いかしらん。

というかぶっちゃけ酒池肉林が見たかったんじゃよ〜orz<…… (Permalink)



@ 『ROOM NO.1301 #8 妹さんはオプティミスティック!』:新井輝/さっち(ISBN4829163674)。 富士見ミステリー文庫新刊。秘密の13階に集う少年達の恋愛模様、通算10冊目。 オプティミスティック…「楽天的な」 オプティックブラストではありません<聴いちゃいねぇ

路上ライブを繰り返すシーナ&バケッツの評判はうなぎ登りで、 ついにはインディーズ系音楽番組への出演の話が舞い込む。 佳奈との仲も順調でイケイケ調子のシーナに対して、健一は自己評価と状況との剥離に戸惑っていた。

シーナ編に入ってから、健一くんがわりと分かりやすく悩んでくれて全体的にすっきりした感が。 虚ろな存在だった彼が一個の人格として動き始めたように思います。 どの子もそれぞれに悩んでいるが、その実態が明確になることはあまりなく、 しかしそれぞれの関わり合いによって頑なだった部分がとれて皆変わっていっている… 場としての13階は謎だらけですが、その効果は明確だなぁと。 エピローグでの健一くんと「彼」との会話は趣深かったです。 エキセントリックな部分はあれど、真っ当な青春群像としてもしっかり読めるシリーズに なってきてるんじゃないかと思います。

それにしても佳奈ちゃんの嫌な女の子っぷり…というか普通の女の子っぷりがものすごいなぁと。 実際わりといるよなーこういう子(^-^;;;;; 今回はツバメの空気読めなさっぷりもアレでした。 (Permalink)



@ 『護くんに女神の祝福を!(9)』:岩田洋季/佐藤利幸(ISBN4840235848)。 電撃文庫新刊。TVアニメも放送開始な激ピュアラブコメディーの9巻目。 怒濤の南国パラオ編の後編です。 挿絵の佐藤氏の絵から毎回強いズン胴愛を感じるのは私だけでしょうか? マリィのもちぽんハァハァ<…… しかし今回の表紙は思わずドキっとするくらいエロい(^-^;;;;

世界最高のビアトリス使いの一人<銀のマリア>誘拐に巻き込まれてしまった由良理。 護は連れ去られた二人を救うため、絢子の叔父である鷹栖正樹と協力して追跡を始める。 騒ぎの中、護は正樹こそが9年前にビアトリスの奇跡を教えてくれた男性ではないかと思い至るが…。 護、絢子、正樹、エメレンツィア、由良理、希実子、ガーディ…それぞれの思惑が交錯する シリーズ第九巻。

前巻と合わせて終盤に向けての種まきという感じの一冊。 とはいえ、護くんがついにビアトリス使いとしての真価を発揮したり、 恋に悩み続けていたエメレンツィアが自分なりの解答にたどり着いたり 新一年生組もそれぞれの変化をみせてみたりと それぞれに大きな動きがあり、イベント目白押しで楽しいですね。

護くんのビアトリス特性については、 途中から天啓的なイメージになってきてちょっと微妙かなとも 思いましたが、彼なりの努力の末、そして抱き続けた純粋な想いの結果としての力であると されたのでひと安心。ここまで挫折や努力をそれなりにきちんと描写してきた以上 イヤボーン的なアレではちょっと残念でしたからね。 プロイセンの魔王との争いで味わった挫折などがここでちゃんと生きてきてるのは良かった。

エメも今回頑張ってたんですが、印象としては由良理ちゃんの方が強かったりして。 ウザ系のキャラクターでしたが、今回の大活躍はなかなか良かったのではないかと。 それにしても物怖じしないっぷりがひでー(誉

終盤ということもあってお話がシビアな方に流れがちですが ラブコメ分も忘れずにしっかり描写していただけると読者としては助かります:D (Permalink)



@ 『涅槃姫みどろ(3)』:中里宣(ISBN425321133X)。「厄い所にみどろ在り」。 週刊少年チャンピオン連載の涅槃ホラーの3巻目。

みどろに付き従う怪執事誕生にまつわるエピソード…「うたかた」。 奇妙な伝説の残る廃村に向かったグループが辿る運命…「伝説の村」。 みどろをも魅了する大人気小説「堕天使コード」とは…「ひらめき」。 みどろを狙いやってきた釈迦の娘「ラーフラ」の挑戦…「釈迦の娘」。 みどろに敗れ再修業に向かったラーフラが出会った苦行僧とは…「苦行」。 瞼の恋人に最後の花道を贈るためにために奔走する執事…「花道」。 他4編

本作品の魅力が凝縮された傑作揃いですよ:D いや、本当に。 作品の方向性もほぼ固まってキャラクター達が自分で走り始めた感が ひしひしと感じられます。独特の絵柄から醸し出される間の抜けた空気の中で 突然訪れる理不尽な死、そして涅槃の姫すらを惹きつけてやまない あまりにも欲深い人々の業が堪能できます。 オススメは「ヒロシ参上」な「伝説の村」編、 ズッコケるみどろさんという珍しいものが観られる上に超展開すぎて読者もコケる 空前の超大作「堕天使コード」な「ひらめき」編ですかね。 執事絡みの2編も良いです。ごく個人的にオススメ(^-^;;; (Permalink)



@ 『花右京メイド隊(14)』:もりしげ(ISBN4253208746)。 月刊少年チャンピオン連載。シリーズ最終巻です。

自ら北斎の下へ向かった太郎を救出するためのメイド達の戦いは続く。 一方、「花右京マリエ」としての記憶を取り戻したマリエルも 総ての決着をつけるために行動を開始するのだった…。

1冊まるまる北斎との決着編。 なんというかもりしげ氏らしい展開だなぁという印象。 北斎の狂気は思った以上に判りやすい内容でしたが 物語を徹底的にややこしくしていったのは赤色王旗の存在ではないかと。 正直、紫皇院のスタンスが最後までよく分からなかったです。 ラストは綺麗に締めくくれてるとは思います。

シリーズ通して。 お気楽な部分とシリアス要素の見事なまでの剥離っぷりがなんとも。 人を描く際に垣間見える殺伐とした要素こそもりしげ氏の持ち味とはいえ この作品に求められたものがはたしてそれと合致していたのかどうか。 これだけ長く続いたことを考慮すれば、私がついていけてないだけなのかもしれません。 ともかく長期連載お疲れ様でした。 (Permalink)



@ストライクウィッチーズ-スオムスいらん子中隊がんばる-』:ヤマグチノボル(ISBN404424605X)。スニーカー文庫新刊。 島田フカミネ氏のデザインする機械化戦闘機少女「メカ娘」をメディアミックス企画としてブラッシュアップした「ストライクウィッチーズ」シリーズの小説版。

人類に迫り来る異形の戦闘兵器軍「ネウロイ」。 これに唯一対抗できるのは 魔道エンジンを内蔵した戦闘脚を身に纏い、 大空を駆ける機械化航空歩兵の少女達、通称「ウィッチ」だけであった。 ネウロイの脅威に脅える北欧の辺境国スオムス。 エースクラスのウィッチであるにも関わらず、閑職同然のこの地へ派遣されて来た 扶桑国の穴拭智子少尉は、そんな処遇に不満を抱えながらも一人張り切っていた。 しかし、彼女の所属する、各国義勇兵で組織された義勇中隊の他メンバーは だれもかれも各国のつま弾き者でやる気も無く、 ついには「いらん子中隊」などと呼ばれる始末。 すれ違う互いの溝は深くなるばかり。そんな中、遂にネウロイの侵攻が始まって…。

手堅くしっかりと纏め上げた印象かな。ストーリー展開はベタベタですが ツボはきっちり押さえてありますので、意外性はありませんが悪くはありません。 設定部分も突き詰めればそれなりに深いんだとは思いますが とりあえず年端もいかないおにゃのこが重火器やら日本刀持って空中戦やってるという 部分だけ押さえておけば十分かと。 絵があって、動いてなんぼの企画だとは思いますので小説媒体が 向いているのかどうかは分かりませんが、今後の展開を追うための入門書としての 機能は十分かと。イラストも独特のシャープさが良い味を出しています。

なお、女の子メインの作品なのでらぶ分はレズっ気で補って下さい:D あとハルカちゃんは思想の再教育ね! (Permalink)



@ 『マリア様が見てる 大きな扉 小さな鍵』:今野緒雪(ISBN4086008238)。 コバルト文庫新刊。

生徒会選挙を終え、無事に次期薔薇様となったつぼみ達。瞳子の不可解な行動を突き詰めようとはせず静観を決め込む祐巳に意見する乃梨子だったが…「キーホルダー」、千々に乱れる瞳子の心、その内側とは。そしてついに明らかになる瞳子の事情…「ハートの鍵穴」の2編を収録。

ヴァレンタインを間近に控え、祐巳ちゃんの妹問題 …というか瞳子ちゃん問題の核心にやーっと迫ってきました。 前半は周辺の人々それぞれの日々という感じでそこそこほのぼのしてますが 後半の方がわりと重めですね。特にここ最近の行動原理がまるっきり不明だった瞳子ちゃんの一人称で 語られる「ハートの鍵穴」は重要なお話です。

今回もイラストの破壊力がなかなか。前半の惚気倒してる白薔薇姉妹とかもーね:D 由乃さんと同じく、もう勝手にいちゃついててください的な。 めずらしく我が儘を言っている志摩子さんがとても可愛いです (Permalink)



@ 『快感温度n℃(1)』:むつきつとむ(ISBN4575832901)。エロ漫画成年マーク無し。 メンズヤング連載。 父親に反発し、ひとり東京で暮らしていた田舎の温泉旅館のひとり息子。 ある日、偶然助けた少女となりゆきから体を重ね、処女を奪ってしまう。 しかし彼女・温子は彼を実家に連れ戻すためにやってきた従業員姉妹のひとりだった。 その事実を逆手に取られ、そのまま実家に連れ戻された若旦那には 苦悩と桃色の日々が待っていた…。

ということで温泉旅館もの。お気楽なドタバタエロコメディ…なんだけど 主人公の過去の女性関係やらで多少ぬめーっとしてしまうのが作者のサガかなーという気もします(^-^;;; 修羅場というほどのものはないんですがね。 本作品、ともかくヒロインである温子ちゃんが凶悪に可愛いです。 ちょっとおバカだけど元気で前向き一途でおっぱいぽよよんでツインテールな女の子ですが 頭の軽さがいい意味でプラスに表現されていて (やきもちの焼き方がせくしーしょっと写真をおかずとしてプレゼントとか) あまり類例を見ないタイプに仕上がっているかと。 彼女の存在だけで買った甲斐があったというものです。 エロ度はメンズヤングなんでお察しくださいというところですが そこはベテランらしく手慣れたもので、繊細な表情の使い分けやもちっとした乳房やらと 文句無しのできあがりです。ファンは買いでOKでしょう:D (Permalink)



@ 『あそびにいくヨ!(9)-ねことみんなのいろいろと-』:神野オキナ/放電映像 (ISBN4840115974)。MF文庫J新刊。 お気楽猫耳宇宙人とのファーストコンタクトシリーズ初の短編集。

嘉和家、年末のひとコマ。 まったりとしたエリスと騎央の時間…「ねこもはしるねんまつでし?」。 関係機関の書類で綴られる裏側の世界…「しられざるせかいのうらがわ?」。 地球にやってきた最初のアシストロイド。 星空を見つめる彼女の心に去来するものとは…「いだいなるさいしょのあしすとろいど?」。 アオイの元に届いた一通の手紙。それは過去からの呼び声だった…「かこからなにかがおってくる?」。 摩耶にあこがれ、メイドの道を歩み始めた少女の日々…「ほそうでめいどしゃんはんぜうき?(ダイジェスト版)」。 6号と少女の触れあいのお話…「あしすとろいどぶるぅす」。以上6話を収録

ドタバタ賑やかな普段に比べて全体的にゆったりとしたお話が多めですかね。 読まなくても支障はないが、読めば深みが増す…そんな物語の隙間を埋める短編集かな。 特に良かったのは「ねこもはしるねんまつでし?」と「いだいなるさいしょのあしすとろいど?」です。前者は慌しいながらも、 一巻冒頭以来のまったりとした二人の関係が楽しめる良作。 後者は本シリーズの名バイブレイヤーであるアシストロイド達のご先祖様が登場。 彼女を通して道具としての彼ら、人の友としての彼ら、 そして宙を旅する者達の悲哀などに触れていくしっとりとしたお話で心に染みました。 後半、そしてラストシーンは情感たっぷりで色々なイメージがかきたてられます。

とりあえず「ヒデ夕樹スーパーベスト」(Amazon)は購入したいと思います:D アニメのアレは見てたはずなんですがあまり記憶にないほど幼い頃だったのですよね…。 (Permalink)



@ 『恋愛ディストーション(5)』:犬上すくね(ISBN4785926880)。 アワーズライト休刊以降流浪りまくった末にアワーズプラスにて連載中かな。 恋人達の恋愛津々浦々物語。実に4年ぶりの単行本。

さすがに前がどんな感じで終わってたかいまひとつ記憶が定かではないですが 懐かしいキャラクター達にまた出会えて嬉しいところです。 掲載誌移動の関係もあって新規短編2編+従来キャラクター達のストーリーという感じですな。 まほ先生の過去編がなかなか難しい話で入っていくようですが どう展開するのやら。新キャラクターの秋子さんはなかなかにインパクトのある女性で …そりゃいきなりあんなことされたら焦ると思うなー。事後対応はともかくとして(^-^; ともかく好きだったシリーズが再開したことを素直に喜びたいと思います。 (Permalink)



@ 『ぬいぐるみっくす♥(1)』:泉ゆうじ(ISBN4847035739)。COMIC GUM連載かな? 突如極度に緊張するとぬいぐるみに精神が移動してしまうようになってしまった少年の ドタバタラブエロコメディ。 なつかしの超能力でどっきりシチュエーションに遭遇作品ですよ。 カバー絵だと分からなかったんですが、中身みたら泉ゆうじろ〜氏でした。 またえらい似たPN付けたなぁと思って手に取ったんですけどね(^-^;;;

えーと、一言で言えば、おぱんつ&おにゃのこのせくしーしょっと漫画。 ストーリーの方は正直なところ未整理で話運びのぎこちなさが目立ちます。 超能力についても今のところはドキドキシーンの挿入くらいにしか役立ってないし(苦笑 主人公のあこがれの女の子、幼なじみの素直になれない女の子、度が過ぎた兄ラブ妹の登場バランスは もうちょっと取った方が…。幼なじみちゃんが私好みの可愛らしいポニっ娘なので 幸せになってもらいたいんだけど、この調子だとどこへ転ぶやら。 絵柄の方も体のバランスがちぐはぐで、コマによって胸があったりなかったりするように見えるなど どうにも安定してません。 おしりやら股間やらの局所アップは気合い入ってて肉厚でGoodなんですけどね。

キャラクターの可愛らしさはそこそこ確保出来てるんで、お色気シーンでむはーなちゅうがくせい気分を 味わう分には十分だと思いますが、もうちょっと作品としての体裁を整えていただけると オススメ出来るかなーと。購入されるときは中身の確認を推奨しておきます。 (Permalink)





Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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