○過去のかんそーぶん一覧 page.29(2009年03月〜2009年03月)

@ 『マンマ♥ミーア!』:高津(ISBN9784862524027)。エロ漫画。 COMICメガストア及びCOMICメガストアHにて掲載された短編集に オールヒロイン登場の描きおろしショートを加えた一冊。 可愛いむっちりママ×可愛いショタ濃度濃厚。女性主導、男性へタレ系。まあ、和姦だよね:D

作者初のエロ系単行本。あっかるい系のママネタ多めで楽しみにしていました。 絵柄はラインの整ったアニメ絵系。実力派の作家さんなので構図なども凝っていてどこをとっても迫力十分です。 ででんと存在感を主張しまくる爆乳と爆尻がたまらなく魅力的。丸々としたボディはむしゃぶりつきたいほど。 基本的に女性陣が積極的なので、そんな破壊力たっぷりのボディでぐいぐい攻め込んでくれます。 さらに攻め込まれる男性陣が全体的に可愛い系(ショタ多めに含む)なので、 まさに女体に埋め尽くされて溺れるという感じで、その筋の方はたまらないでしょう。

気に入ってるのは気の強いお姉さんを催眠術でいいように…というネタが素敵な「1,2…の後で命令を」。 意識は通常のまま、命令にはまったく逆らえない状態でいいように奉仕させられて染められていっちゃう お姉ちゃんがたいへんにラブリーです。 あとは夢一杯の山岳救助犬物語「雪山よりSOS」。タイプの違う2匹さんとの濃密3Pプレイっぷりが素敵。 ママものでは凛々しい少年探偵くんが熟れ熟れ熟女たちの魔の手で攻め抜かれちゃう「お手柄でしたね性根探偵」が好きかな。被虐が映えるなぁ、少年:D

とまあ、男性が受身の作品が多いので、そのへんが苦手な方はやや辛いかなと。 何本かは男性攻めのもあるんですが、比率から言うとやはり少なめなので。 ママ(人妻)×ショタネタも覆いですが、全体的にあっかるいノリなので背徳感重視の方には向きません。 あっかるく楽しく、でも淫らに、女性にたっぷりといぢられたい向きはマストバイ:D 強くオススメです。 (Permalink)



@ 『BUST TO BUST-ちちはちちに-』:ヤスイリオスケ(ISBN9784903491639)。エロ漫画。 COMICポプリクラブ誌にて連載された長編「ちょっとぐらい腐ってるのが美味いんですよ?」を 中心に短編2本を収録した、作者2冊目の単行本。 ギャグ&コメディテイスト強めのどたばた恋物語。爆乳爆裂!!

アニメ絵系&PC処理の現代最先端系。 張りのあるむちむちボディと、たっぷりと実の詰まった、 重量感のあり、かつ柔らかな乳房が魅力の作者さん2冊目の単行本。初の長編連載を主軸とした一冊です。 そりゃもうおっぱいですよ、おっぱい、プロデューサーさん!!(意味不明 揺れるわ潰れるわ垂れ下がるわと縦横無尽にその形状を変化させる美しいおっぱい描写たるや まさに無敵の破壊力。おっぱいの持つ無限の可能性を感じさせてくれます。 キャラクターの表情も豊かで、どの女の子も魅力的です。 涙を浮かべ、快楽と羞恥にほほ染める女の子の表情がなんとも素敵。 コメディ重視のストーリーも相まって、ストレスなく読める軽い展開のものばかりです。 淫語たっぷりの女の子の口からの状況説明も嬉しいですね:D

メインは長編「ちょっとくらい腐ってるのが美味いんですよ?」。 エッチなオタク少女とのういうい恋愛ストーリー。 結構人間としてダメ感のある困ったちゃんな矢野さんですが、 そのドエロさと、サバサバした感じはなかなか好感の持てる女の子です。 一緒に居ると楽しいだろうなーという感じですかね。 一途な思いを秘めたツンデレ少女の福原さんはデコっぷりと一途さがGood。 彼女達を含めた恋愛物語なわけですが、重たさは無く、2Pあり、3Pありの エロてんこ盛りのハーレムっぷりが楽しめるシリーズです。 あとは短編の2本も女の子の2面性を活かした構成が光ります。

ややギャグに振り過ぎてたり、特定プロスポーツの選手から名前拝借しまくりだったりと、 ややノイズに感じる向きもあるようですが、気にしないが一番かと。 露骨なパロディ(ジョジョネタ)等は前単行本より控えめになっています。 ともかくおっぱいと楽しいお話が読みたい向きには強くオススメの一冊です。

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@ 『たぷラブ』:中山哲学(ISBN9784887742642)。エロ漫画。 COMIC MUJIN誌にて発表された中短編集。 むっちりぷにぷにたぷたぷボディが魅力的な女の子がたっぷりの一冊。 やや強要風はあれど全て基本ラブラブ和姦系。きょにゅーさん完備。 前単行本に収録されたちびっこむっちりお母さん物語の 前日譚となる書き下ろしショート漫画も収録。

大迫力のぷにぷにボディと純朴で柔らかいキャラクターが魅力の作者さんの2冊目の単行本。 どこまでも曲線で表現されるキャラクターのやわらかさは独特の暖かさも生んでいて和みます。 それでいてエッチシーンは、その柔らかさを目一杯使っての、Mujin系らしい局所重視のものな ものですから、十分満足のいくものかと。 たっぷりおっぱいも魅力的なのですが、どちらかといえば お尻を中心としたふともも含む下半身のむっちりぷりに愛を感じますね。 ぐっと突き出されたお尻の破壊力がたまりません。

メインは「私がメイドを辞めた理由」。単行本表紙の眼鏡さんがヒロインの留美子さんの教師モードです。 眼鏡×メイド×女教師と一粒で美味しすぎる留美子さんがなかなかに素敵。 メイド時はちょっぴり凌辱され風味も加味されていてGood。いたいけな少年に良いように調教される様は なんともエロスでいいですなぁ。ストーリーも暖かい展開で好きです。 「ひとりじゃないの」のカップルさんもなかなか。素朴で純粋そうな女の子の本音がいいなぁというか 男のロマンだよね:D 彼氏さんがうらやましくて仕方ない。そのへんの男の妄想に釘を刺すオチも楽しくていいです。

キャラ的には「あなたとの境界線」の清美さんが好きだなぁ。 大人の女性の落ち着きと少女っぽさを醸す可愛らしさのバランスがなんとも素敵です。 タイトスカートに浮き出るむっちりヒップの破壊力たるや:D_____

ストーリー展開はまだやや硬いかなという気もしますが 1冊目と比べると順当にスキルアップしている印象です。今後も楽しみな作者さんかと。 (Permalink)



@ 『戦うサツキとプリンセス-ぷりんせす・そーど!(1)-』:神野オキナ/深山和香(ISBN9784797347531)読了。 GA文庫新刊。完結した「虚攻の戦士」に続く新シリーズは…TS系ラブコメディバトル?

学園の文化祭でイヤイヤながら女装させられていた 南天五月-元・おデブちゃん、現・紅顔の美少年-。 そんな彼とそのクラスメート達の前に現れたのは異世界からやって来たという ハーフエルフの王女様・ファリィと銀髪の麗人・ジリオラの二人組だった。 成り行きと勘違いから、ファリィの騎士として戦うハメになった 五月は、「騎士の剣」である武騎人ジリオラと融合する!! 少年に与えられたのは無限に拡張された感覚が齎す万能感と、 ジリオラが変化した右腕を覆う美しい鎧と剣、そして…本当に女性化した肉体だった!? 自信を失った少年と、悲しみが日常となった王女、男嫌いの武騎人… 異世界国家の威信を賭けた3人の戦いが始まる。

正直、いきなり「ルール解説」が始まったのにはどうしたものかと戸惑いを覚えましたが そこを除けば楽しいドタバタとちょっぴりのラブコメの詰まった一冊でした。 基幹の世界観自体はそれなりにシビアなんだと思いますが、 人死には基本なしのラインのようです。

可愛いお姉さんを書かせたら定評のある作者さんらしく、ヒロイン格の ファリィ(ニファーリア)様とジリオラはなかなかに魅力的。 落ち着いた年上(笑)を狼狽させるのは良いものです。 本作きってのトラブルメーカー&名バイブレイヤーの 笈也さんは…ヒロインに数えていいのだろうか?(^^;;;

ややお約束過多かなーという気もしますが キャラ描写や、細やかな感情描写はいつものオキナ節です。 読み口は軽く、読みやすくまとまってます。 長く続けられるシリーズをと試行錯誤した結果のシリーズ第一巻ということですが 本当に長く続けられる題材なのかはやや未知数かなぁ。 色々と状況を引っ掻き回しそうなネタはいくつか仕込まれてるんですが 続巻前提のためか、踏み込みきっていないものが多数という状態です。 まあ、女の子いっぱい楽しく読み続けられると嬉しいかな。

お気に入りは五月祖父と祖母の絡むシーンが全体的に暖かくて好きですね。 あとは困ったクラスメート女子達による五月ちゃんお着替えシーンとかですかね。

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@ 『マイティ♥ハート(3)』:マツリセイシロウ(ISBN9784253213936)。 週刊少年チャンピオン連載。正義の最弱ヒロインに惹かれる悪の怪人くんの明日はどっちだ? お色気コメディ3巻目。 第23断〜第33断に加えて、浦安ウィンター増刊で 発表された楽屋オチ漫画「メイキング オブ マイティ♥ハート」を収録。

再び学園に姿を現したイケメン怪人シヴァルツと マイティハートこと舞島さんを賭けた勝負をするハメになった天河十市こと怪人ヴォルケン。 舞島やクラスメート達の前で、正体を明かすわけにはいかない天川に勝ち目はあるのか? 男のタマ…もとい魂を賭けた、 仁義無きクラッシュ・ボール・デスマッチが始まる!!…第23断「イケメンSTRIKE BACK」〜。 対怪人殲滅機関内でのMH排斥クーデターに失敗し、組織から放逐された眼帯の女・津川雅。夜の街で飲んだくれる彼女を拾ったのは足フェチ怪人のマサトシで。二人の間に芽生えるのは愛か誠か?…第28断「津川雅はご機嫌ななめ」〜。

好調の3巻目です。既刊と比べてもバトルあり、お色気あり、良い話あり、 サブキャラメイン話ありと話のバラエティ感も増して読み応えあります。 特にCBDM(クラッシュボールデスマッチ)編のアホ展開とシリアス展開の組み合わせは秀逸。 十市ウエディング>学生妊婦3人>怒髪天の流れはまとめて読むと破壊力が高すぎます。 個人的には妊婦3人でひっくり返りましたが、 一般的には「怒髪天」のデザインのヤバさがよりインパクトがあるでしょう。 わかってない舞島さんが可愛い上に卑猥です。

あとはやはり「津川雅」編ですかね。前巻で登場したサド女王様が意外な形での再登場。 そして思わぬラブストーリーを展開してくれて眼福の一本。 バランスViiボードになりたい男が大量発生ですよ:D 鉄の女が一途な愛に蕩かされる様はなんとも良いものです。

あとは舞島さんとケロルのおつむのユルさが最大限に発揮されるエロ回第31断「激突!バトルキッチン」や こっ恥ずかしいラブコメっぷりが優しい第32断「うたかたI LOVE YOU」あたりが見所かな。

あえて難を言えば、エリカはどこへいった?というところですが。表紙にしか出番無いし! なんにしても1,2巻が楽しめた方は買って損無しです。
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@ 『めしあのいちにち』:岩田洋季/佐藤利幸(ISBN9784048670968)。電撃文庫新刊。 「護くんに女神を祝福を」のコンビによる新シリーズ開幕。

殺ヶ原めしあ 13歳。あやめヶ原学院中等部2年生。 子供っぽいちいさな体でいつもにこにこと笑っている、 同時にすぐに泣き出す涙もろい優しい優しい少女。 そんな平凡な彼女は、その実、 13年前に滅びの予言と共に救世主として、 この世ならざるものの手でこの世にもたらされた存在だった。 世界の存亡を握る鍵である彼女の存在に全世界が注目する中、 彼女の存在と平和な日常を護り続けるのは「鋼の財閥」と恐れられる殺ヶ原家である。 そんな殺ヶ原家の次男であり、めしあの義兄でもある保(たもつ)の一日が今日も始まる。 大切なめしあとの、大切で平穏な「いちにち」が。

電撃MAGAZINE創刊号にて掲載された第一話「殺ヶ原めしあのいちにち」に書きおろしの第四話までを加えた一冊。 そちらは読んでないので今回が初見です。 あらすじを読んで判る通り、わりと「直球」な初期設定で驚きましたが、 読み進めるうちに直球な分だけきっちり考えて書いてるというのが判り、安心しました。 一歩間違うと、作者の自己陶酔的な物語に陥りそうな設定ですが めしあちゃんという存在は、ただ無尽蔵の優しさと慈愛を持った存在ではなく あくまでも心ねの優しさはあっても、基本は普通の人間の女の子なのだという描写に 力が注がれています。彼女の守護者となる殺ヶ原家の面々についても ある程度「彼らの理由」についてとりあえず納得できるだけの描写が割かれているので 物語への没入度はしっかりしているかなと。

ダウナーな展開が簡単に予想可能な設定で、実際にダウナー気味な展開とは不可避な 物語なわけですが、メインの登場人物たちの、そのような逆境に負けない前向きさが 魅力的な作品です。めしあ含む兄姉妹達の恋愛模様もなかなか魅力的そうなので そちらを忘れずに練りこんでいただければ個人的には大注目ということで。 姉と妹に所有物宣言される保くんハァハァ<……

うん、まあ、めしあちゃん可愛いので嫁;D ヴァー子もナイスキャラだけど。脳内CVは真田アサミ嬢でOKですか?<まんますぎ (Permalink)



@ 『家族耽乱』:蛇交院三郎(ISBN9784887742611)。エロ漫画。 COMIC MUJIN誌にて連載された表題長編をまとめたもの。 女性上位の近親ハーレムの行く末は?

出て行った父親に代わり、家計の助けとなるべくバイト三昧の日々を送る長男・一郎、 優しいがどこか天然な母、小生意気な妹・昴、女王様気質な姉・アキ、まだ幼い次男・次郎の五人家族 は貧しいながらも健やかな日々をおくっていた。 そんな彼らの元に突然押しかけて来たのは、幼い頃に顔を合わせたきりのイトコの少女・日向だった。 家出をしてきたという日向に、貧しい家計を理由に冷たく当たった一郎だったが その事情を聞いて絆され滞在を許可。喜ぶ日向は礼にと一郎のモノを咥えだし、二人は一線を超えて、一郎は童貞を失うことに。 それ以来、快活な日向に惹かれ始めた一郎だったが、 そんな恋心を知ってか知らずか、母親を皮切りに、妹、そして姉と次々と近親との肉体関係を持つハメになってしまう。 禁断の関係と純粋な恋心の狭間で揺れ動く一郎の思いの行く末は?…『家族耽乱』全8話。

近親ネタに強い作者さん入魂の長編シリーズ。 性に積極的な女性陣との近親ハーレムがたっぷりの一冊です。 一応のメインヒロインである日向は、幼い頃からの恋心を抱え続け、 母親は一人寝が寂しく身体を持て余し、姉や妹は素直じゃない態度の裏に主人公一郎への想いを秘めていてと それぞれ準備は万端、あとは誰かが押すだけ…という初期状態だったりするので、展開も極めてストレスフリー。 まさしく雪だるま式、ドミノ方式といわんばかりのタナボタっぷりで展開します。 また序盤から多人数プレイに突入するのもハーレムモノとしては嬉しいところ。 前半は女性主導で展開しますが、 後半はとある事情で立場が逆転し一郎君がガンガン責めていく形になっていて それぞれでの女性陣のギャップも楽しいところです。 セーラーにチャイナにスク水にとコスプレ要素も多いのも魅力的です。

前述の通り、ストーリー的にメインヒロイン扱いなのはイトコの日向ちゃんですが、 エロ的にはご家族女性陣の方が主体ですので、やはり近親相姦スキー向けです。 孕み上等の女性陣との手玉に取ったり取られたりの濃密なエロをご堪能あれ。 絵柄のクセは相変わらず強いので万人にはオススメしかねるところですが ダイナミックな構図で描かれる多人数プレイは良いものです。 ドロドロしがちな近親モノですがほぼしんどい展開が無いのでお気楽に 読めます(その良し悪しはともかくとして)。 長編ですがストーリー的な機微を楽しむタイプの作品ではありません。 ほぼ流されるままに降り注ぐハーレム展開を楽しむ作品です。

なお、私的には〆の展開で大幅加点してます:D____ 状況だけ見るとどうしようもなく歪んでるのに家族は家族なんだなぁというか。 一般家庭じゃハーレムの維持も大変だよというか(^^;;; あと、注意点としては弟君も地味に参加するので1棒主義の方はご注意を。 後ろ専門で徹底してますけれどね。兄弟の絡みは無いのでそこはご安心あれ。 (Permalink)



@ 『ハイテンション』:土居坂崎(ISBN9784860325824)。エロ漫画。 作者通算三冊目、キルタイムコミュニケーションからは初の単行本。 COMICアンリアル誌にて発表された短編を中心に収録。 表題どおりに「ハイテンション」なおバカエロストーリー集。

アニメ絵系の可愛らしいキャラクターと たっぷりもっちりの柔乳とそれを彩る大きな乳輪、 そして脳みそが蕩けそうなアホ展開が魅力の作者さん新刊です。 シビアでシリアスな展開のものは1本のみで、ほかは全てアホです。 以前の単行本ではやや仕上げのレベルにバラつきがありましたが、今回は高値安定。 表紙or裏表紙の絵柄=中身と考えて問題ありません。

魅力なのは絵柄とトーンで表現されたもっちり柔らかな女の子ボディ。 触れると蕩けそうな大きなおっぱいや局所は一見の価値アリです。 揺らしたり挟んだり吸い上げたり母乳分泌したりとプレイ幅も広いのもいいです。 まあ、幅が広すぎて複乳まで突入してるのはやや人を選びそうですが。 限界を超えた快楽で脳が焼き切れたキャラクターが発する淫語やアヘ顔も魅力的です。

気に入ってるのは、ふたなり少女のラブラブ濃厚プレイが楽しい「Futanaric らぶ」2編、 見たままのパロディといい意味でどうしようもない頭の悪い展開が素敵で、僧侶はエロいよ!な「ドラゴンファイナル3-そしてチンカスへ-」。 搾乳!搾乳!な「針井・堀田と近所の牛」あたりですかね。 あと今回の白眉は超絶中二病シリーズ「UNHALLOWED」でしょうね。 どこまでも突き抜けていく邪鬼眼設定っぷりをご堪能ください。いやほんと先生の来世、楽しみッス!!

身も蓋も無い展開とアホっぷりを受け入れられるかが土居坂崎作品を楽しめるかどうかの指標です。 そのへんに自身のある方は絵柄が気に入ればどうぞ。エロ度は高いです。 現状アホが売りのような扱いになってる作者さん。ホ抜きの作品はなかなか上手く行かない部分があるようですが、 そういうのも今後は期待したい所かと。鬱っぽくなりがちなのはどうにかせんとダメでしょうが。 (Permalink)



@ 『桃色シンドローム(2)』:高崎ゆうき(ISBN9784832277038)。『スク水っ(擬音)』。 まんがタイムきららフォワード連載。変態オタク青年と、彼に拾われた元兵器少女が、 立派な魔法少女を目指して魔法相談所を立ち上げたけれど…? ひきこもりだけど夏なので 海とか山奥の山荘とか出かけちゃったりしまくるよ!…な第二巻。あらすじは1巻かんそーぶんを参照

変態オタのスミヤくんと、元兵器少女のモモさんに加えて新キャラ続々登場の2巻目です。 キャラクターが増えたことで、お話が転がしやすくなってバリエーションが確保された感じですかね。 ある意味で、1巻よりも「普通」の漫画になってます。

今回は全体的に大人の色気むんむんな歌奈先生(つるぺた低身長天然ふんわりさん)の扱いが大きい気が…。 ていうか、可愛いのです。歌奈先生がむっちゃんこ可愛いのです。 いぢめたいです、困らせたいです、泣かせたいです、ぷんぷんお説教されたいです、 緊縛プレイ的な意味で縛り上げておひざの上でだっこしたいです、全体的に距離が近いです!! ハァハァ<…… モモちゃんに罵られ倒すのもそそりますが今回は歌奈先生一択でお願いします。 当然、ハーレム設定はドンと来いです。私の夢のキングダムはどこにありますか!?<止まれ

絵柄はどこまでもふんわり可愛らしく、お人形的なスレンダーさが極めて魅力的。 画面的には1巻収録分よりも整理されてずいぶん読みやすくなってると思います。 でも変態です。やってることは色々と変態です。真面目な顔で語っても中身は変態です。 そのへん大丈夫な上で、絵柄に惹かれたどうぞ:D

桃色シンドローム2巻 (Permalink)



@ 『あそびにいくヨ!(11)-こねこたちのぎんこーごーとー-』:神野オキナ/放電映像(ISBN9784840123105)。 MF文庫J新刊。お気楽極楽猫耳宇宙人とのファーストコンタクト物語丸1年ぶりのシリーズ第11弾。

交流断絶の危機も乗り越え、 キャーティアと地球の関係は実地レベルでの交流段階へと入っていた。 キャーティア母艦の見学ツアーやアシストロイドたちとの触れ合いコーナーは大盛況を納め、 騎央やエリスたちは忙しい日々を送っていた。 しかし各国は未だに様子見を決め込み正式な国交はどことも結ばれず、各諜報機関は暗躍を続けていた。 状況打開の一方策としてキャーティア側から提示されたのは「交換留学生制度」であった。 この提案を受け、俄かにあわただしさを増す沖縄。そんなとき新たな騒動が勃発。 キャーティア本星からやってきた地球文化人類学者の老キャーティアが姿を眩ましたのだ。 「手段のために目的を選ばない」老学者の暴走を危惧し、その姿を追うエリス達だったが、事態は意外な方向へと?

前巻で一通りの対立軸が落ち着いたので、今回からはより本格的な接触が始まっています。 今回の大きな動きとしては、今後のための新たな「場」の準備、地球側新レギュラー?の登場、 民間人キャーティアの登場あたりでしょうか。 今回のトラブルの主原因となるアルカーマツ教授はよくある「困った学者」さん+「困ったおじいちゃん」という 周辺が相当振り回されるキャラクターでしたが、どこか憎めないですね。 もうちょっと勘違いネタを振り回してくれても良かったとは思いますが。 新キャラのアリシアさんはまだどういう位置づけになるのかが掴めない感じですが なかなか美味しいキャラなので今後の活躍に期待したいところです。

ラブコメ方面は今回もややお預け感があるかな。まあ、安定しちゃってますからしょうがないか。 自分の立ち位置に苦悩するアオイさんを一応フォローできるようになってる騎央くんがちょっと頼もしいですけどね。 エリスの方がやや達観してるから不安程度の高いアオイさんが中心に成りがちなんかなぁ。いやはや難しいもんです。

個人的な今回の見所。やっぱり某とらたんと某ねこたん達の登場ですかね。 宇宙人と現地の神が会合するつーのもレアなシチュな気もしますが、 だいたい君らパラレルワールドの存在じゃないんかいと(苦笑 まあ、あっちにもアシストロイド達は行ってましたからいまさらですが。 「シュレイオー機関」の名前が出てきたのも嬉しいところでした。

ところで今回も数箇所明らかに前後の繋がりが矛盾する箇所が存在するのがちょっと気になりました。 推敲が不十分なのか編集チェックが甘いのか、一箇所くらいならまあ凡ミスと思いますけど 複数箇所とかあるとちょっとね。 騎央と真奈美はその場に居るのか居ないのか ルーロスミニに乗ってるのか乗ってないのかわからない 教授の件を知らないはずのアントニアが数ページ後には知ってたり etc。 (Permalink)



@ 『YOUR DOG』:関谷あさみ(ISBN9784871829953)。エロ漫画。 COMIC RIN誌にて不定期連載された長編待望の単行本化。新規描きおろしも多数。 今月の要チェックイチオシな一冊です。

人生に挫折し、非合法のハメ撮り援交ビデオ男優として無為な日々を過ごす男・マキムラ。 ある日、マキムラは公園で見かけた少女・アユに声を掛け、彼女と「仕事」をこなす。 それが「初めて」であったアユの真意が読めず動揺するマキムラだったが、 その後もアユとの「仕事」を重ねてゆく…。 自らの行為への罪悪感から目を逸らしながら生きる男と どこにでもいるような寡黙で目立たない少女の歪んだ出会いの行き着く先は…『YOUR DOG』#1〜#9。

少女漫画ベースのふんわりと柔らかいタッチで描かれる可愛らしい透き通るような少女と 生々しい局所&性描写のコントラストが素敵な 関谷先生三冊目の単行本ですが、代表作と言っていい長編に仕上がっています。 およそ援助交際などとは縁遠そうな少女・アユちゃんのハメ撮り風景から始まって 少しずつメインの二人の物語を掘り込んでいって、最終的には極上のラブストーリーの出来上がりと 前半と後半のギャップが凄いっちゃ凄いんですが、このラストの極限的な甘さは なかなか出せるものではありません。不器用な二人の心と身体の触れ合いをどうぞご堪能アレ。

キャラクターの表情やしぐさに込められた女性作家らしい細やかな心理描写や、 服装や下着類など小物の描き方、そしてそれらが生み出す独特の「生っぽさ」は関谷作品の重要なポイントです。 読まれる際にはご注目ください。

それにしてもアユちゃんのエロ可愛らしさったら。 徹底的に地味ーな子が、男に言われるままに痴態を晒す… 男のイケナイ加虐心にガソリンぶっ掛けて点火しまくりといいますか(意味不明 ページ数的にもたっぷり割かれているので、その描写のねちっこさは満点。 慣れない行為を瞳に涙を浮かべながらも身体全体で受け止める彼女の姿は一見の価値アリです。 その健気さっぷりにキュンキュンしまくりですよ。 特に#1〜#2が個人的にはマストかなぁ。こってり中田氏直後からの再挿入で…ってマキさんマジ外道ッス。

援助交際をベースにしていますが、本作品はあくまでも二人のラブストーリーです。 援交モノのベタ展開を期待するとやや肩透かし感はあるかもしれません。 そのへんは途中でちょいと登場するガチの援交娘や、 今月のRIN本誌で描かれた番外編(本単行本には未収録)で補完してください:D 子供以上大人未満…そんな不確定な年代の少女達の姿と 壊れてしまった世界の中でもなお紡がれる恋物語…受け取り方は色々あると思いますが 表紙で気になったら手にとってレジ直行で。オススメです。 (Permalink)



@ 『おっぱいパ〜ティ〜』:オノメシン(ISBN9784862524003)。エロ漫画。 COMICメガストアH及びペンギンクラブ山賊版にて掲載された短編集。作者初単行本。 爆乳に強いこだわりな描きおろし含む思う存分もんで吸って挟んでな13本。 なお眼鏡っ娘率高めですが、特に眼鏡自体がクローズアップされることはありません。

同人ではおっぱいに強いこだわりを見せる作品を多く発表している作者さんの商業初単行本。 商業作品でも当然のようにおっぱいへのこだわりが見られます。 全編にわたって独特のハリのあるロケット型の爆乳を思う存分使ってのプレイがたっぷり。 絞ってみたり、つまんでみたり、揉んでみたり、吸ってみたり、吸わせてみたりの他、パイズリ、乳輪ズリ、縦パイズリ、挟まれながらの乳内射精、同じく挟まれながらの口内射精などなどのおっぱいフルコースは見ごたえ十分。 せっかく大きなおっぱいがあるんだから十二分に活用しなきゃもったいないじゃないか!!という作者の 想いが伝わってくるようです。 世に巨乳モノは数あれど、そういうこだわりがある作品は結構少なかったりするんですよねぇ。

おっぱい以外のエロ描写も魅力的で ぷりぷりムチムチとメリハリのあるボディラインの女の子がエロ漬けになって我を忘れていく …そんなこってりした描写は一見の価値あり。 腰から太ももに掛けてのラインが大変にエロましく、M字開脚のままに突きこまれては 再奥を汚されて征服されてしまう様がこれまた良いのです。

気に入ってるのは、クール委員長さんの堕落っぷりが素敵な「ツンドレ委員長♥」。 徹底的に開発されてエロに目覚めていく処女っ娘が悲しくもエロい「ホントノワタシ」。 欲求不満の身体を息子に征服されてしまう母親の姿が素敵な「ママ・カウンセリング」あたりかな。

2005年から2008年に掛けての作品集のため、絵柄の変遷はややアリ。とはいえ基本ラインは揺るぎない 直線的な進化なので違和感は薄いかと。 ストーリーはインスタントながらも、エロさ優先で演出するには十分なもの。 ともかくエロけりゃいいんだという向きには問題ないかと。オススメです。 (Permalink)



@ 『僕と彼女のホント-おっぱい星人でゴメン!-』:みた森たつや(ISBN9784253255394)。 ヤングチャンピオン烈連載の表題シリーズの単行本化。1冊完結。 爆乳乱舞!ちょっぴりエッチな純愛ラブコメディ。 注意:本番行為はありません(笑 なお、ヒロインさんはどちらも眼鏡っ娘ですが、そこの部分については 大きくフューチャーされてはいません。あくまでも主軸はおっぱいです。

大学受験を控えた高校生・ヒロは男の友人でもちょっと引いてしまうほどの爆乳大好き【おっぱい星人】。 そんな彼の家庭教師を務めることになったのは、そもそもの【おっぱい好きの原因】を作った、 幼馴染の金髪爆乳ハーフの女子大生・メグ姉さん。 互いにひそかな好意を寄せ合う二人が二人っきりの密室で、何も起きないわけもなく…♥ ヒロくんとメグ姉の悩ましい日々がいまここに始まるのでした。

おっきなおっぱいが好きで好きでたまらないおっぱい星人くんが 押しに弱くてちょっぴり天然気味な金髪碧眼タレ目の爆乳お姉さんや 隠れ爆乳である同級生の図書委員さんの間で右往左往…そんな感じのお話です。 本番こそ無いものの、エロ色の強い青年誌での連載ということもあり 乳首等は当然のように出まくり。 たいへん魅力的なおっきなおっぱいに思う存分顔を埋めたり 揉みこんだり、吸い倒したりというナイスシチュエーションがたっぷりです。

みた森先生特有の活き活きとしたキャラクター達はやはり魅力的。 愛情の暴走で大胆な行為に走っては、後で我に返って赤面しまくる ふんわりお姉さんのメグ姉さんも可愛いですし 中盤から登場する第二ヒロインである図書委員・立花さんも その愛すべき強引さと、【飛び道具】の連発っぷりで破壊力高めです。

オチの脱力っぷりは良くも悪くもという感はありますが、 肩の力を抜いて読めるコメディ作品ということで。 そこまでやってなぜ最後まで至らない!!と思う部分は確かにありますが この寸止め感が逆にいいときもあるんだよ!!!<…… (Permalink)



@ 『アらイぶ』:堺はまち(ISBN9784894653955)。エロ漫画。 COMIC阿吽誌にて掲載された短編集。描きおろし含む。作者2冊目の商業単行本。 基本現代劇、ファンタジー&SF要素絡みもアリ。オール和姦系。

とにもかくにも精錬された絵柄が魅力の作者さん。 物語もすっきりと読みやすいものがそろっています。ただこのあたりは良し悪しで 絵柄の精錬度はともすれば淡白さにも繋がり、ストーリー的にも請求力は強くないので 強い「ウリ」になる要素に欠ける印象なのは前単行本と同様です。 ですが、エロ要素はきっちりと描かれていて、エロ漫画としては十分な魅力を持っています。 体位の幅も広いですし、グッと心に迫るような淫靡な表情もあり、 なにより綺麗に整った局所に思うままに突き込んでは最奥で放つ様はなんとも気持ちよさそうで○。

気に入ってるのはその値段でそんな濃密サービス受けられるなら通うわ!!的な性感マッサージ店もの「にゃもみん」シリーズ2作(注:現実にやったら風営法違反です)。 やさしい侵略にちょっぴりどきどきの「FAMILY」。エロ女生徒会長さんの痴態が破壊力高めな「ひみつの放課後」あたりかな。

表紙が気になったらチェックするのは損無しだと思います。 絵柄のぶれも無く、安定度も高いですし。同人ではまれに発揮される凶悪なパワーが 常時放たれていればなぁという思いがどうにも消えないのでやや評が辛くなっているのはご了承ください。 『乱熟』シリーズは墓まで持って行きたい勢いなんだ…。 (Permalink)



@ 『まちまち(2)』:かがみふみを(ISBN9784575834826)。「また…今度な」「うんっ、また今度ね」。 コミックハイ!連載。『ちまちま』に続くかがみふみをの身長差ラブストーリー第2弾最終巻。

身長差コンプレックスも一応乗り越えて、イイ感じのおつきあいを続ける 古賀くんと高木さん。ファーストキス絡みのすったもんだも乗り越えて 互いに名前で呼びあうようになったりと二人の仲はさらに接近。 さらに一歩踏み出そうと、思いあまった古賀くんは思わず高木さんをベッドに押し倒したけれど…!? おっきな身長を気にしてる気の小さい女の子と、 ちいさな身長を気にしてる男の子との恋物語の行く末は?

ああもう、こっ恥ずかしいなぁ(///) 読んでてこちらが赤面しそうになる甘ったーーーるいラブコメ空間がここに。 イマドキの恋愛観からしたらじれったいことこの上ない二人の関係ですが そんな二人ですらちゃんと性的な関係への一歩をエピソードに組み込んであるのが かがみふみを先生の持ち味ですな。この初めてのドギマギ感描写のすばらしさよ。 またすれ違いそうになる二人だけれど、 一巻の時とは違ってちゃんと成長している部分がまた清々しいです。

高木さんのふにゃーっとした表情も良いものですが 「恋する女の子の輝き」をばっちり絵で表現してるのも素敵なところです。 史子ちゃんのお友達ーズもそれぞれに恋愛モードになって そういう顔を見せてくれるのがなんとも眼福でした。 ちょっとしたことに一喜一憂する二人の微笑ましい関係をたっぷりとご堪能あれ。 (Permalink)



@ 『輪姦姉妹』:西川康(ISBN9784894218048)。 エロ漫画。主にCOMIC桃姫にて掲載された短編集。前後編多め。 学生主体、主婦層も。近親相姦、凌辱色強め。

通算7冊目の単行本とのこと。 どれもエロ主体の短編で、ストーリー面はかなり控えめ。ノーマルな形での恋愛劇はゼロ。 どこか歪んでいるか、強要的な要素を含んだものばかりです。 特徴的なのはともかく念入りに書き込まれた局所ですかね。 凶悪さを漂わせる男性器を深々と尽きこまれ、最奥を白濁で満たされる女性局所は 強い興奮を呼び起こしてくれます。 擦られるとなんとも気持ちよさそうな断面描写も良いものです。 たっぷりの汁描写に彩られた キュッと締まった肉体を快楽に仰け反らせる少女達の姿をご堪能アレ。

気に入ってるのは「彼女の母」かな。母親としての仮面を引き剥がして かわいらしい女性としての顔を堪能する様がなんとも。 オチが親子丼だったらさらに評価アップでしたが。 オチが好みの「姉夫人」も捨てがたいところですが:D

絵柄のクセはやや強いですが、 ともかくエロいものが読みたいのだという欲求にはよく答えてくれる一冊かと。 カバーイラストの出来は素晴らしいのですが、出来れば中身の確認を。 (Permalink)



@ 『鬼ごっこ(3)』:黒柾志西(ISBN9784758060943)。 COMIC REX連載。 フェチズム溢れる妖怪バトル(?)漫画の3巻目。

妖怪の「里」にて封じられていた幼い頃の記憶を取り戻した頼子。 それは暴走した「継ぐ力」が巻き起こした惨劇の…そして虚颯との出会い記憶だった。 ひとり学園に戻った頼子を待ち受けていたのは意外な「転校生」と 「継ぐ力」の知る謎の巫女だった。二つの出会いは頼子の運命に何をもたらすのか。

序盤はロリ頼子さんの、中盤は転校生の白スクおもらし祭り&はいてない祭り、 後半はダメージ巫女服艶姿祭りと 今回もフェチズムたっぷり。特に中盤のご都合主義に溢れるセーラー白スク水プレイ多発に、 レズっ娘のおもらし祭りは珠玉の一言。華奢な体を体操服&ブルマに包み、恐怖と羞恥で おもらししまくりな謎の転校生さんが素敵ですな:D 汁に濡れた深い谷間もエロス度高し。 お話の先行きはまだ不透明な印象ですが、退魔系に進んでいくのかな。 継ぐ者同士のバトル展開もありうるかな? まあ、エロければいいんだエロければ!<……

描きおろし番外編はも眼福。柔らかそうな頂にむしゃぶりつきたいんですね、わかります。 (Permalink)



@ 『おたくの娘さん 第四集』:すたひろ(ISBN9784047125490)。 ドラゴンエイジ連載。ダメオタ一直線の青年の元に突然現れた「実の娘」。 紆余曲折の末、親子としての第一歩を踏み出した親子初心者の二人が織り成す ほのぼのオタクコメディの4巻目。

初心者親子生活も板についてきて平穏な日々を送る叶ちゃん親子。 そして待ちに待った夏休みがやってきた!! 夏…それは小学生には至福の長期休暇。そしてオタクたちには恒例の祭典の季節。 もちろんタダで終わるわけもなく…。

今巻は彼岸荘の住人-ツンツン不登校同人娘-遥ちゃんを中心にしての夏コミ話や プール話、脱オタファッション話などを収録。 相変わらず結構シビアなネタを使いつつ、ギャグやらアホやら感動やらに 綺麗に落としこんでいてニヤニヤするやら痛くてのたうつような話がたっぷりです。 カバーイラストにもなっている叶ちゃんのコスプレ姿がたいへんにキュートでいいですなぁ。 管理人さんの熟女水着姿も良いものでしたが。

コミケ話。あの中を子供だけで歩かせるのは物理的に危ないのでやめましょう。 セリオちゃんは…本当に居たらあれだなぁと思いつつも居そうなのがなんとも。 同年代かつオタクの父親を持つ娘同士という今までとは違う友達との交流が楽しいですな。 叶ちゃんのピュアな反応におとーさん同様のたうってみたりとか。

遥ちゃんの話は一転シビアな感じに。絵柄コピー話は…まあ同人に関わってると 笑えない話でして…。実際色々聞くしねぇ。怖くてこんなネタよう使いませんわ(^^; オチは軽やかにすんでくれたのでひと安心。次からどう絡んでくるのかが見ものですな:D さすが主人公だけあって耕太おとーさんのフラグ立て能力は異常と再認識。

とまあ、今回も非常に楽しい作品でした。文句無くお勧めです。 ただ…見開きでブラクラ貼るのはやめてくださいorz (Permalink)



@ 『完熟マインド』:大見武士(ISBN9784845833900)。エロ漫画成年マークなし。 リイド社の「突撃!おいしい体験」誌に掲載された短編集。 体験投稿系。オール人妻赤裸々不倫ドキュメント10編。

よそ様のレビューで気になったので購入。 いわゆる「本当にあった」系の雑誌で、雑誌に寄せられた体験談を元にコミカライズしたという作品集です。 実際に投稿を元にしてるというのはあとがき等で触れられていて、 シチュエーションなどは生っぽい感はありますね。 各作品の冒頭に投稿された原稿や写真が掲載されている場合もあります。 とはいえ、どれもどこかねーよ的な棚ぼた感が溢れてるのも特徴でしょうか(^^;; ま、投稿自体の内容の真偽はともかく、 そのへん含めて楽しむのがこういうのの楽しみ方な気はしますけれど。

エピソードはどれも雑誌の主要読者層であろうおっさん向け感に溢れてますが 絵の方についてはちゃんと劇画調ではなく、漫画調ですんでご安心を。 扉絵のみ写真仕立ての写実絵でその作品のヒロインが描かれています。 本編と見比べてみるのも面白いかと。 どのヒロインもそれぞれ魅力のあるキャラに描かれていますからバラエティ感あります。

通常は劇画の領分な作品集だと思いますが、こういうのも漫画になっちゃう時代なんですかね。 いい悪いの問題じゃありませんから、些細なことですが。 うちで普段紹介しているものとはちょっと毛色は違いますが、独特の淫靡さは保証します。 ああ、本当どっかにこんなおいしい話落ちてねーかなぁ:D (Permalink)



@ 『ぴたごらすびっち』:ポン貴花田(ISBN9784862690494)。エロ漫画。 主にCOMIC快楽天誌にて掲載された短編・短編連作集。 青年系の単行本は毎度迷った上で保留しっぱなしでしたが 今回は初の成年マーク付…ということで購入。

ラブラブ調教、寝取られ風、露出系、アホネタ、輪姦、ダーク物など バラエティに富んだ作品集。どの作品にも共通するのはむしゃぶりつきたくなるような 張りがあるもっちもちの柔らかボディの女性キャラたち。 精錬された、とっつきのよいアニメ絵達が魅惑のボディをいぢり倒され 快楽とお汁に彩られる様は眼福の一言です。 大ぶりなおっぱいも魅力ですが、注がれた白濁をだらしなく垂れ流す様が扇情度では上かな。

お気に入りは、冴えない風のイガグリくんに良い様に調教されて言いなりになっちゃう様がなんとも背徳感を そそる「隣人」シリーズ。これ普通は絶対こんな男キャラ使わないよなぁ(苦笑  わりと忌避されがちな他者への貸し出しもアリなのが評価が分かれるところでしょうが、 作品自体のテイストが軽いのでまあアリかなと。 あとはツインテールとつんと突き出たおっぱいを複数人でたっぷり蹂躙されちゃう部長さんが可愛い 「クロッキーグロッキー」。これも恋人さんの目の前でとやや寝取られ風ですが凌辱者に恋人さんが 混じってのプレイなので:D 村の因習系ネタが美味しい「性母」は一転してダークな雰囲気の作品ですが、 清楚な母親の顔と肉欲に溺れた女の顔の間で揺れ動く様がなんともエロチック。 同じくダーク系の「孵化」も独特の雰囲気が気に入っています。

青年系での実績はバッチリの作者さん待望の成年マーク付作品集ということもあって 満足度は高いです。絵もエロもストーリーも特に文句をつけるような部分がありません。 あとは好みの問題だけでしょう。まあ例によってアホ過ぎる上に微妙なネタは反応に困るんですが(名探偵コーマンとか)それでも読む価値アリの一冊かと。お手軽にエロを求める貴方にオススメです。 (Permalink)



@ 『願いごと1つだけ』:すずきみら(ISBN9784861055485)。エロ漫画。 ずいぶん久しぶりな気がする単行本。 華陵学園初等部誌連載の表題長編と番外短編2本+αを収録。 同誌は華陵学園という架空の学園を舞台にしたシェアワールドコミック誌で 本作品についても全て同学園での出来事ということになってます。 お嬢様風黒髪ロング少女が大人たちの精を喰らって淫らに大輪の華を咲かせる…。

虐待に輪姦に…とガチロリ陵辱で綴られる弱き兄妹たちの歪んだラブロマンス。 久しぶりにみら先生の黒めのストーリー展開が読めてうれしいです。 黎子のその外見に似合わぬ乱れっぷり、そのような状況に至った悲劇の過去、 そして悲しいまでの兄への愛がたっぷりと詰まったストーリーに引き込まれます。 一見鬼畜教師でしかない兄・赤目が抱える歪んだ愛情もこれまた悲しいですしね。 このあたりの上手さはさすがだなぁと。 ストーリー主体ですがエロシーンもハード。 ページ数的には物足りない面もありますが物語の後押しで密度は倍増しです。

絵柄は少女漫画基準のパッチリディフォルメアニメ絵。可愛らしさが先立ちますが 細かい表情付けが多彩で本当に色々な「表情」が描き込まれています。 そのあたりの深みに惚れ込んでいるわけで:D 久しぶりの成年マーク付でうれしゅうございました。 まあ、どうしようもなくローなネタなのでアレですが気になったらお手にとってみてください。 (Permalink)



@ 『まじかるストロベリィ(7)』:まつもと剛志(ISBN9784592144571)。 ヤングアニマル連載。ほのぼのにゃんにゃん♪園芸系妖精さん四コマの7巻目。

いつもどおりのまったりにゃんにゃん♪の中で 今回は北海道キャンプ編が一番のイベントごとかな。 あたらしい妖精のお友達が出来たりとボリュームありましたし。 それよりも注目なのは順風満帆だったヒナちゃんの恋路ですね。 前巻でのライバル・まりもちゃんの登場で一気に波乱含みの展開に。 両思いは確定なんだろうけど光太くんがハッキリしない限りは ヒナちゃんも安心できないだろうし、今回みたいに一人泣いちゃうシーンが… …っていうか光太くんに殺意が…殺意が…。 プール編でのヒナちゃん決死のおねだりとかもう可愛くて可愛くてしょうがない。 こんなええ子を泣かせる奴は切腹じゃぁ(血涙 地頭を地頭を呼べ!!(ジタバタ

他、マエボー先輩の事情とかデレデレすじこちゃんとかオトナニア職業体験所編とか。 オトナニア…ようはキッザニアなんですが、いろんな職業コスプレがラブリーでした。 ラブコメラインも地味に進展中でどうなっていくか先が楽しみです。 (Permalink)



@ 『Groove Tube』:けものの☆(ISBN9784871829830)。エロ漫画。 作者初単行本。COMIC TENMA誌にて連載された「ぐる〜みんぐっ!!」シリーズと 短編を収録。元気一杯のキャラクターたちが活き活きと駆け回るけものの☆ワールドへようこそ!

元気一杯で活き活きとしたキャラクターが極めて魅力的な作者さんの初単行本。 そんなキャラ達が繰り広げる物語も当然のようにネアカ。コメディ色の強い作品揃いです。 それでいてエロさもばっちりなのがまたすごいところ。 猫科の動物を思わせる必要な部分にキュッと肉の詰まったぷりぷりボディの女の子が 時に責められ、時に責めて、ダイナミックな構図で繰り広げる痴態は見ごたえアリです。 コロコロと変わる多彩な表情も魅力のひとつ。 かなり大きく崩しす形での表情も多いのですが、それが作風と薄利せずしっかりと馴染んでいます。

お気に入りはやはり「ぐる〜みんぐっ!!」シリーズが一番に来ますかね。 あの手この手で堅物のお兄ちゃんを篭絡しようと試みるメグちゃんの暴走っぷりがなんともラブリー。 倫理観的にはごく普通人のお兄ちゃんの苦悩を考えるとたまったもんじゃないとは思いますがね(^^;;; なんだかんだと言っても可愛い妹に慕われて嫌なわけがないというのも痛いところですし。 あとは「副音声。」のお姉ちゃん・なっちゃんも好みですね。 キリリとした外見とは裏腹の実態のギャップ、弟くんに良いように慰められちゃって 可愛く喘ぎ倒してるあたりのギャップ感などがなかなか。 まあ、他作品も魅力的なキャラ揃いなのですが。

初単行本とはいえ風がほぼ確立されて、見ていて不安感がありません。 PNの示すとおり、本来はけものっ娘が好きで好きでしょうがないのを 封印してすら(たまにはみ出してるけど)これだけ魅力的な作品がかけるわけですから 今後の活躍にも期待が持てるというもの(<理屈不明) 読んでるだけで、楽しく元気になってくる…そんな作者さんです。 元気が欲しい人にオススメ:D (Permalink)



@ 『××××まみれ』:上乃龍也(ISBN9784894217980)。エロ漫画。 主にペンギンクラブ山賊版にて掲載された短編・短編連作集。 とってもエッチなラブストーリー集。学生さん系主体。和姦オンリー。

コンビニ誌であるPS山賊版収録作がメインということで 従来単行本よりはややエロ度は低めかな。一本一本のページ数が少ないのも 影響は大きいと思いますが。そんな中でもしっかりストーリーを提示して 雰囲気を作ってからエッチシーンに流れこむといった部分の自然さが良いです。 絵柄のクセはやや強めですが、以前よりはだいぶ丸くなった印象で とっつきはよくなったかと。一部トレードオフになってる部分は感じますが おっぱいの大きな女の子の魅力はたっぷりなので、まあしょうがないかな。

気に入ってるのは舌と口のエロティックさがたまらない「初デート×映画館」。 すさまじくドリーミングな設定と大人のおもちゃ、そして清楚系の女の子という取り合わせが 楽しい「おとなのTOY×ストーリー」。 妖艶お姉さんにたっぷり弄ばれたい!と思わず口走りそうになる「兄さんの彼女×満悦時間」かな。

たまに描かれる気合の入った女性下着とかがエロチックで好きなので そのへんフューチャーした連作とか読みたいなぁと。 ストーリー面もエロ面も程よくバランスの取れた一冊です。裏表紙のようなこれ御主風ミニメイド服や バニースーツもちゃんと本編登場しますので、表紙裏表紙等気になられた方は チェックして損は無いかと。 (Permalink)



@ 『妄想ホリック』:久遠ミチヨシ(ISBN9784870767065)。エロ漫画。 主に美少女的快活力誌掲載の短編集かな。 成年男性向け、久遠ミチヨシ名義としては初単行本。 和姦系、やや強要&強要系、獣姦モノも1本アリ。

最近ちらほらと見かけるBL系兼業作者さんですが、男性向けも手抜かり無し。 可愛い同級生からむっちり妖艶お姉さままで硬軟取り混ぜての作品集。 絵柄。パッチリ大きな瞳にボンキュボンのむっちりボディの女の子が基本。 ややバラついて感じますが、 どちらかといえば作品に併せて絵柄を変えている感じでしょうか。 キャラ絵のバリエーションが広いです。 何本かある母子モノでももう若くは無い母親の程よく疲れた感じが出ていてグッと心に響きます。 あとは黒ベタの髪が流れるようで綺麗で良いかなと。 仕上げも丁寧ですし、服装の細かい部分まで気を使った作画にはうなさられます。

読んでいてともかくいい意味での「器用さ」が目立つ印象です。 作品もバラエティに富んでいて、重いものも軽いものも自在といった風です。 エロシーンも濃厚で、綺麗な顔に似合わない淫欲ボディを淫らに染めての 激しい行為は魅力的です。なにげに半脱ぎ大目なのも高評価です:D ボリュームたっぷりのおっぱいや腰、そして滑らかな太ももをご堪能あれ。 ただ、このタイプの作者さんにはよくある 「振り切れすぎたギャグ」も完備なのは反応に困るところですが(苦笑

気に入ってるのはメガネとまとめ髪とスーツと破れストッキングのハイパーコンボ炸裂な「橘さんのヒミツ」。 あとはダークな背徳の空気がたっぷりの母子モノ3作「ハハイジメ」、「背徳の檻」、「目隠しの森」かな。 裏表紙が気に入ったら買ってOKかなと。 獣姦ネタは気にする人多いと思いますが、まあお猿さんですし、コメディ調ですしし、ディフォルメ強いので あんまり気にしないが吉です(^^;;; (Permalink)



@ 『あそびにいくヨ!(3)』:888/神野オキナ(ISBN9784840122207)。 COMICアライブ連載。MF文庫Jの同名作品のコミカライズ版第3巻。 突然地球にやってきたたゆんたゆんの猫耳宇宙人達とのファーストコンタクトは波乱に満ちて…。

嘉手納基地での騒動のあと全人類の前に姿を現し、 日本政府との外交交渉準備に入った猫耳宇宙人「キャーティア」たち。 騎央やエリスたち「臨時キャーティア大使館」はその窓口としての活動を始める。 エリスたっての願いで、文化調査&危険度判定のため 東京は中野ブロードウェイ見学にやってきた一行だったが 謎の武装メイド集団に襲われて…。

原作を、華やかな絵柄でかなり忠実にコミカライズしている本作品。 今回は原作2巻の中盤あたりの物語です。 なんかもう本開いた直後に「かんちょうくぅね」の強襲があるのが凶悪すぎる…。 原作の方でも破壊力があるシーンでしたが、こちらも負けず劣らずの超兵器っぷり。 はみ出すよ!ぜったいはみ出すよそれ!!的なおっぱいを堪能できます。 他、エリスの発情シーンやらなにやらと魅力的なシーンが多いのも 今回の特徴ですな。後半は一転シリアスなチェイスシーンでアオイさんの魅力が炸裂。 薄手のワンピース姿でのチェイスシーン&アクションシーンが素敵です。

いやま、本当原作ファンとして文句無いっていうか文句いってたらバチがあたりそうな 良コミカライズなわけで、読んでてこれ以上うれしいことは無いですな。 結構難しいシーンもあるのに頑張って描かれてるし、何よりも女の子がきっちり可愛い。 色々大変だろうとは思いますが、できる限り連載が続きますよう。 (Permalink)



@ 『エマ(10)』:森薫(ISBN9784757741782)。 COMIC BEAM連載。一大ビクトリアンラブロマンス堂々の最終巻。

本編終了後、サイドストーリー短編という形で続いてたエマもついに、本当に最終巻。 ラストエピソードは100頁を費やしてのウィリアムとエマとの結婚式。 これまでの主だった登場人物が出揃ってのお祭り騒ぎはまさしく「大団円」のひとこと。 花嫁衣裳に身を包んだエマさんの神々しさには感嘆の溜息が出るばかりでした。 もちろん、それ以外の短編も良作揃い。4コマがあとがきテイスト濃厚なのには笑いましたが。 スティーブンスカッコいいよスティーブンス。

総じて。作者が描きたいものを描いているのが読み手にダイレクトに伝わってくる… そういう作品でした。ともかく情熱の量が半端無い。 そしてそれが作者の独りよがりにならず、周囲に受け入れられたことが 本作品の幸運でもあり、また作品そのものの魅力であったのではないかと愚考するところです。 いや、本当に良いものを読ませていただきました。 ありがとうございます>森先生 (Permalink)



@ 『いいんちょ。(1)』:秋風白雲(ISBN9784847036323)。

「諸君!委員長は好きかー!!」「おおーーーっ!!」
「蔑まれたいかー!!」「おおーーーっ!!」
「踏まれたいかー!!」「おおーーーっ!!」

COMICガム連載中? 今夏より再開とあります。 オール『デコ』『メガネ』『微乳』『いいんちょ』な6人娘が繰り広げる ドタバタいいんちょコメディの1巻目。

高層マンション乱立などの影響で、生徒数が急増し治安が急速に悪化。 学園機能がマヒしてしまった区立真園中。 そんな状況を憂い立ち上がったのが6人の女子学級委員長たちだった。 全員『デコ』『メガネ』標準装備と『いいんちょ』としての逸材揃いの彼女たちは 時に協力し、時に反発し合いながらも学園の秩序を守るため日々生活指導に明け暮れる。 しかし彼女たちの前には変態生徒会長や変態生徒達が次々と立ちふさがるのだった。

徹頭徹尾良い意味でのバカ漫画(^^;;;; いいんちょキャラとしての共通特性を持ちつつも、 個別の魅力に溢れる6人のいいんちょさんたちが、結構バイオレンス&アクションな感じで ドタバタを繰り返します。カポエイラ使いだのテコンドー使いだの足技主体なのが これまたパンチラ&スレンダーレッグ視姦チャンス増加に一役買ってくれてて まさに眼福の一言。…突然格闘技の話になることに疑問を挟んではいけない。

繊細なラインで描かれるスレンダーボディがともかくたまりませんな。 うん、彼女たちになら踏まれたいね:D ぜひ足コ(以下略 表紙絵が気になったら買っておいて損は無し。

みんなかなり良いのだけれど、特に初乃さんがいいなぁ:D (Permalink)



@ 『仮面ライダーSPIRITS(14)』:村枝賢一(ISBN9784063493542)。 マガジンZ連載。人類に牙を剥いた最凶最悪の秘密結社バダンの野望に立ち向かう 10人ライダーの物語14巻目。

大首領JUDOが見せる「超進化」。しかしZX・村雨良はその違和感を見抜き、 大首領に動揺を与える。月面に一人取り残されたZXの運命は? 一方、Xライダー&SPIRITS隊と復活GOD怪人軍団の激闘も空しく キングダークはついにエネルギー物質変換装置・RS装置を体内に取り込んでしまう。 大地に破滅をもたらす恐怖の力の前にライダーと人間たちは如何に立ち向かうのか?

同時進行した四国編・島根編もついに終結。 ここで一旦小休止かな。一部のライダーたちは行方不明のままですが 人数が多いですからこのへんは止む無しか(^^;;; ギリギリの修羅場を潜りぬけ、大きく成長したZXの雄姿がなんとも頼もしかったです。 あとはもうXライダーの…というか神博士の独壇場?(^^;;;; 自己主張っぷりが凄いったら。まあ唯一「肉親」を改造した人ですしキャラ付けも濃かったですからね。 息子の成長した姿を垣間見た父親の心に去来する想い…くぅ、熱いなぁ。 (Permalink)



@ 『いもーと*もーど』:きりりん(ISBN9784894653931)。エロ漫画。 作者初単行本。COMIC少女天国詩にて掲載された中短編集。兄妹たちの甘くて苦い恋物語集。 ぺったん中心。付け合せ的にぼいんさんもちょっぴり。

新人さんとしては今月の一番の注目株。 初単行本としてはかなり高いレベルでまとまった一冊です。 全体にストーリー重視で、 兄妹の近親相姦主体ということもあってトーンはどれもやや重ため。 そのあたり単純にエロ漫画としてみると、やや捻り過ぎている感はあります。 可愛い絵柄でそういう癖のあるエピソードをやるものだから、 ギャップから来るダメージは結構大きめだったりします。 それでも読み手を惹きつけるパワーに溢れています。

作画面。技術はかなりしっかりしていてほぼ非の打ち所無し。 絵柄はストレートに漫画チック、アニメチックな方向性で まあるいおまんじゅう型の顔がすこぶる可愛い女の子がたっぷり。 そんな可愛い顔を淫らに染めて、責めたり責められたりする様がこれまた素晴らしいわけです。 少女たちが浮かべる表情に秘められた複雑な感情の表現も凝っていて興味深いところ。 その細やかさがストーリーに深みを出しています。 エロシーンは女の子の方が積極的な感が強いかな。 ぷっくり乳首を責めたり(笑)責められたり、おっきな一物を必死に銜え込むあたりが素敵:D

気に入ってるのは妹さんの豹変っぷりが素敵な「ツン・トレ」。 セーラー服奥さんが素敵かつビターな「私が●だったころ」。 いろんな意味で読後感がたまったもんじゃない「わたしとあの子とあの子のお兄ちゃん」あたりですかね。 唯一の連続モノである「水仙の…」は読み物としては好きなんですが如何せんエロ的な難度が…(汗

今後は少女天国改めCOMIC ino.の看板扱いだと思うので できれば末永くエロを書いていただきたいところです。 今回はネタ的に少女中心でしたが、おっきなのもOKっぽいので、今後はそちらも期待したいです。 今後への期待を込めつつオススメです。 (Permalink)





Shinonome Azumi(yuunagi@maid.ne.jp)
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ここは東雲さんの崩壊日記改から「かんそーぶん」を切り出したページです。。 18歳以上対象の作品を取り合うことが 多々ありますので、その旨ご理解の上お読みください。
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